<br />
<b>Warning</b>:  Undefined variable $alt_txt in <b>/home/ryosek/saraschool.net/public_html/nowsara/wp-content/themes/nowsara_new/inc/article_header.php</b> on line <b>75</b><br />
<br />
<b>Warning</b>:  Undefined variable $alt_txt in <b>/home/ryosek/saraschool.net/public_html/nowsara/wp-content/themes/nowsara_new/inc/article_header.php</b> on line <b>87</b><br />

NOW SARA COLUMN
以前は仕事で役立つ資格が主流だったものの、現在では仕事のみならず、趣味で活かせる資格取得を目指す方も増えています。

50代の女性も例外ではありません。

50代は子育てや介護といったライフイベントが一段落し、自分の時間をもてるようになる年代。
仕事に打ち込む方、これまでできなかった趣味を楽しむ方、資格取得する方は生き生きと生活を楽しんでいます。

「でもどのような資格があるか分からない」

という方のために、今回は50代の女性が仕事や趣味で役立つ資格をご紹介します。
ぜひお役立てください。

50代女性の資格取得理由は「仕事」と「趣味」

50代の女性が資格を取得する理由は、「仕事」もしくは「趣味」です。

50代というと、子育ても一段落し、自分の時間が持てるようになってくる年代。
それと同時に、定年が視野に入ってくる年代でもあります。

50代といっても、昔とは違いまだまだ現役で元気な世代です。
趣味に仕事に活発な方も多いでしょう。

ちょうどライフプランの見直しをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

50代からのライフプランとしては、以下のようなことが考えられます。

・定年関係なくできるだけ長く働きたい
・空いた時間は趣味に没頭したい
・今と違う仕事に就きたい

これらのライフプランを考えたときに役立つのが、資格取得です。

最近では再就職やキャリアアップに役立つ資格だけでなく、趣味をより深められるような資格も増えています。
中には、趣味を極めて仕事にする方もいらっしゃるでしょう。

そこで次の章からは、資格取得で就職に役立つ資格、独立開業も夢ではない資格をご紹介します。

【50代女性の資格取得】就職に有利な資格4選

まずは再就職を考える方に有利な資格を、4つご紹介します。

ご紹介する資格は、50代60代でも就職しやすい職種で役立つ資格です。
資格があることで、就職しやすくなることや、給与アップも望めるでしょう。

介護職員初任者研修

介護職は、資格の取得は必須ではなく無資格でも十分仕事ができます。

しかし無資格の場合、できる仕事が限られてしまうこともあります。
そのため資格保有者が優遇され、給与アップも期待できます。

介護関係の仕事でまず取得したい資格が、「介護職員初任者研修」です。
介護職員初任者研修は、介護資格の中でも基礎に当たる資格。

この資格のポイントは、介護職未経験でも十分資格取得できる点にあります。
各都道府県の指定した事業者でおよそ130時間の研修を受講後、試験合格で資格が得られます。

介護職員初任者研修試験概要
試験名 介護職員初任者研修
受験資格 とくになし
試験内容 1:職務の理解
2:介護における尊厳の保持・自立支援
3:介護の基本
4:介護・福祉サービスの理解と医療との連携
5:介護におけるコミュニケーション技術
6:老化の理解
7:認知症の理解
8:障害の理解
9:こころとからだのしくみと生活支援技術
試験日 研修受講後
合格基準 70%以上
合格率 90%以上
受験料 受講スクールによる

介護業界は人手不足で、今後もしばらくはその状態が続くでしょう。
50代60代でも現役で活躍している女性も多く、就職しやすい職種といえます。

調理師

「調理師免許」が必須の求人は、想像以上に豊富です。
飲食関係だけでなく、介護・保育・宿泊施設など食事を提供する施設でも求人があります。

また、将来はカフェを開業したいといった夢のある方にとっても必須の資格です。

調理師試験概要
試験名 調理師試験
受験資格 指定の学歴かつ職歴を満たしている者
例)中学卒業かつ規定の施設で2年以上の実務経験がある者
詳しくはこちら<http://www.chouri-ggc.or.jp/>
試験内容 ・公衆衛生学
・食品学
・栄養学
・食品衛生学
・調理理論
・食文化概論
全60問、マークシートによる四肢択一方式
試験日 年1回もしくは2回(各都道府県により異なる)
合格基準 全科目の合計が満点の60%以上
※1科目でも平均点を著しく下回らないこと
合格率 60~70%
受験料 受験地により異なる(6,000~6,500円程度)

調理師免許の取得方法は、2つあります。
ひとつは上記の調理師試験を受験し合格すること、もうひとつは調理師の養成学校を卒業し、免許を申請する方法です。

養成学校は調理の基礎をしっかり身につけられるため、しっかり学びたい方におすすめです。
1年程度で卒業できる養成学校もあります。

登録販売者

「登録販売者」は、あまり聞きなれない資格かもしれませんが、実は非常に身近な資格です。

これまで一般用医薬品の販売は、薬剤師のみできる仕事でした。
しかし薬事法が2006年に改正し、2009年施行され「登録販売者」が誕生。

「登録販売者」がいれば、「第二類医薬品」と「第三類医薬品」の扱いができるようになりました。
普段ドラッグスストアでお世話になっているのは、登録販売者資格を持つ方かもしれません。

登録販売者試験概要
試験名 登録販売者試験
受験資格 とくになし
試験内容 ① 医薬品に共通する特性と基本的な知識
② 人体の働きと医薬品
③ 主な医薬品とその作用
④ 薬事関連法規・制度
⑤ 医薬品の適正使用・安全対策
試験日 年1回(試験時期は都道府県による)
合格基準 70%程度
※各項目で一定の割合以上の正答率であること
※都道府県ごとに決定
合格率 40~45%
受験料(税込) 1万2,800円~1万8,200円程度(各都道府県による)

登録販売者の主な仕事は、医薬品に関する相談に答えたり、薬の成分や効果・副作用などをお客様に分かりやすく説明したりすることです。

ドラッグストアやコンビニエンスストア・家電量販店・スーパーなど、一般用医薬品の販売をしている店舗で需要があります。
さまざまな場所で需要があるため、比較的求人も見つけやすいでしょう。

日商簿記

簿記資格には、「日商簿記」「全経簿記(簿記能力検定)」「全商簿記(簿記実務検定試験)」の3種類があります。

その中でも最も認知度が高く、就職に有利な資格が「日商簿記」です。
経理事務のように、簿記資格が役立つ仕事であれば、2級以上を取得しておくとアピールになります。

日商簿記検定試験概要
試験名 日商簿記検定試験
受験資格 とくになし
試験内容 <1級>
・商業簿記/会計学
・工業簿記/原価計算
<2級>
・商業簿記
・工業簿記(原価計算含む)
試験日 1級:年2回(6・11月頃)
2級:年3回(2・6・11月頃)
合格基準 1級:70%以上
※1科目ごとの得点は40%以上
2級:70%以上
合格率 1級:10%前後
2級:15~30%
受験料(税込) 1級:7,850円
2級:4,720円

財務諸表が理解できるスキルは、経理事務以外にも幅広い分野で役立ちます。
税理士事務所や会計事務所、保険・証券会社や銀行など、金融関連の就職でも有利に働くでしょう。

【50代女性の資格取得】独立開業も!趣味に役立つ資格7選

50代の女性の中には、子育ても一段落して、休日には趣味を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?

資格の取得は、より趣味の知識を深め自信にもつながります。
またその知識が、新しい仕事を生むとしたら素敵ですね。

そこで次は趣味が仕事につながる資格を7つご紹介します。

音楽療法カウンセラー

音楽が好きな方におすすめの資格が「音楽療法カウンセラー」です。

現代人は、仕事や人間関係でストレスを抱えがちだと言われています。
音楽によってリラックスし、よりよい生活ができるようサポートするのが、音楽療法カウンセラーの仕事です。

音楽療法カウンセラー資格検定概要
試験名 音楽療法カウンセラー資格検定試験
受験資格 とくになし
試験内容 ・音楽療法の目的
・ホスピスでの音楽療法
・リハビリテーション
・音楽健康法 など
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

音楽療法カウンセラーの資格は、さまざまな現場で役立ちます。

たとえば、医療施設や介護施設。
ふさぎやすい患者さんや利用者さんそれぞれに合ったメニューを考え、リハビリの手助けや脳の活性化を図ります。

レジンアートデザイナー

独学でレジンアートの知識を身につけて作る、アクセサリーが人気です。

しかし、独学のスキルには限界があります。
そのような方には、「レジンアートデザイナー」資格がおすすめです。

基礎をしっかり身につけることで、よりハイクオリティな作品が出来上がります。
できたアクセサリーは「minne」や「Creema」といったハンドメイドサイトで販売すれば、作家として活動も可能です。

レジンアートデザイナー認定試験概要
試験名 レジンアートデザイナー認定試験
受験資格 とくになし
試験内容 ・UVレジンの使い方
・文字入りのネックレス
・粘土+UVレジンのテクニック など
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

マクロビオティックマイスター

家族の健康のために、毎日食事には気を遣っている方も多いでしょう。
そのような方には、「マクロビオティックマイスター」資格をおすすめします。

マクロビオティックとは、食事法のひとつ。
主食は玄米で、なるべく近隣で取れる豆類・海藻類・野菜を中心とした食事をとります。

健康維持や体力増強といった効果が期待できる食事法です。

マクロビオティックマイスター資格認定試験概要
試験名 マクロビオティックマイスター資格認定試験
受験資格 とくになし
試験内容 ・栄養欠乏について
・それぞれの季節に食べるべき食品とそれぞれの特徴
・野菜に含まれる生物毒について
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

カフェの開業をしたいけれど、他店との差別化が図れるような食事を提供したいといった場合にも、この資格が役立ちます。

犬猫介護アドバイザー

犬や猫の高齢化により自宅でペットの介護をしているご家庭も増えています。
ペットも高齢になると、排泄の介助や投薬などが必要です。

「犬猫介護アドバイザー」は、大切なペットと最後まで寄り添って過ごすための資格。
専門的な知識で、家族同然のペットに適した環境や食生活を与えられます。

犬猫介護アドバイザー資格検定概要
試験名 犬猫介護アドバイザー資格検定
受験資格 とくになし
試験内容 ・寝たきり状態の対応について
・点滴による栄養補給の方法
・介護マッサージの方法 など
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

老犬ホーム・老猫ホームといった施設も全国に広がっています。
犬猫介護アドバイザーは、そのようなホームで仕事ができるほか、ペットホテルや動物病院などでも仕事が可能です。

ホロスコープ鑑定士

毎日テレビの占いを楽しみにしている方、雑誌の占いページは欠かさずチェックする方、いらっしゃるのではないでしょうか?
その占いの知識を身につけられるのが、「ホロスコープ鑑定士」です。

西洋占星術で使用される、ホロスコープ。
ホロスコープ鑑定士は、ホロスコープを作成し分析できるようになる資格で、自分自身だけでなく家族・友人・世界情勢などさまざまなことを占えるようになります。

ホロスコープ鑑定士認定試験概要
試験名 ホロスコープ鑑定士認定試験
受験資格 とくになし
試験内容 ・星座占いについて
・サインの意味するもの
・ホロスコープ
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

最近では対面だけでなく、ネットや電話でも占いの仕事ができます。
対面のように店舗が必要なく、気軽に始められるため副業としても人気です。

介護食マイスター

ご自宅で介護経験のある50代の女性も多いのではないでしょうか?

介護食は誤嚥(ごえん)の心配もあり、非常に気を遣います。
そのような知識を学べるのが「介護食マイスター」です。

介護食マイスターは、介護が必要な方のサポートができるようになる資格です。

食事は生きていくうえで欠かせないものです。
介護食マスターの資格を活かして、介護が必要な方への食事喜びを手助けする仕事ができます。

介護食マイスター資格認定試験概要
試験名 介護食マイスター資格認定試験
受験資格 とくになし
試験内容 ・介護食と水分と排せつの関係性
・専門的な栄養指導
・食事制限と疾病 など
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

身についた知識は、介護施設での調理やホームヘルパーとして、介護者の食事をケアする際などに役立ちます。

キャンドルデザイナー

ご自宅でキャンドルを灯すことや、製作が趣味の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方におすすめの資格が「キャンドルデザイナー」です。

プリザーブドフラワーやドライフラワーを入れたボタニカルキャンドル、アロマをブレンドしたアロマキャンドルなど、キャンドルの種類は意外と豊富。
これらの知識を身につければ、自分だけのキャンドル作りができます。

キャンドルデザイナー認定試験概要
試験名 キャンドルデザイナー認定試験
受験資格 とくになし
試験内容 ・キャンドル作りの基本
・キャンドル作りのレシピ
・キャンドルの種類 など
試験日 年6回
合格基準 70%以上
合格率 非公開
受験料(税込) 1万円

資格取得後は、キャンドル製作の講師ができるだけでなく、自作のキャンドルを販売する方もいらっしゃいます。
資格があることで、講師活動や販売の際に信頼度もあがるでしょう。

50代女性の就職のコツは「定年のない仕事」

これらの資格を取得しても、よい仕事が見つからなければ宝の持ち腐れです。

正社員雇用の場合、定年は65歳に設定されている企業が多いようですが、人生100年時代と考えると、60代はまだまだ現役の年代だといえます。

50代の女性が就職活動を行うコツは、「定年のない仕事」を探すことです。
この章では、長く働ける方法や業種をご紹介します。

再雇用・勤務延長制度

令和3年4月より、高齢者雇用安定法が改正されました。
これにより企業は65歳までの雇用確保が義務付けられ、高年齢者就業確保措置として「70歳までの定年引上げ」「定年制廃止」といった措置を講ずる努力義務が新設されました。

その措置の一環とされているのが、「再雇用制度・勤務延長制度」の導入です。
それぞれ雇用形態が異なるため、しっかり把握しておきましょう。

雇用方法 特徴
再雇用制度 ・一度退職した後、再度雇用する
・退職時に退職金を受け取れるが、再雇用後は正社員ではなくパートや嘱託社員など雇用条件が変わる
勤務延長制度 ・定年になってもそのままの雇用状態を継続すること
・役職や賃金は変わらないが、退職金はその時点では受け取れない。

このような制度を設けている企業であれば、65歳以降の就労も期待できます。
ただし、すべての従業員に対しこの制度が適用されるとは限らないため、確認が必要です。

パート

正社員に定年制度がある一方で、多くの企業ではパートやアルバイトには定年を設けていません。

就業規則でパートやアルバイトの定年について、どのような取り決めがされているかが問題となります。

現在働いている会社で長く働きたいと希望される場合は、パートタイマ―用の就業規則があるかどうか、また定年制度の扱いがどうなっているかをしっかりチェックしましょう。

農業

定年後、夫婦で農業を始める方もいらっしゃいます。

国としてもそのように新規就農する方へ、国から無利子の融資や、休耕地を安く借りられる制度などがあります。

中には組織に所属せず、家族が食べる分だけ育てる方もいらっしゃるでしょう。
体力も必要なため、無理のない範囲で働くことが重要です。

個人事業主

最後の方法は、個人事業主になることです。

個人事業主になれば、定年は一切考える必要がなく、自分のペースで仕事ができます。
仕事の種類としては、ご紹介したアクセサリーのデザイナーや占い師などが挙げられます。

個人事業主は会社に雇用されるのとは違い、一切売り上げが立たない場合もあれば、認知度が上がれば多くの収入が得られるでしょう。
常に一定額の収入が必要という方や、仕事を始めてすぐに収入が必要だという方には、不向きです。

まとめ

50代女性の多くは、今後の人生をどう生きていくかを考えつつ仕事をしています。
定年後も仕事を続けていきたいのであれば、定年制のない仕事や個人事業主として働く方法が考えられます。

就職活動やキャリアアップなどで役立つのが「資格」の取得です。
しかし、今後なくなりそうな職種や、取得に時間のかかる資格はあまりおすすめしません。

取得するのであれば、需要の多い資格です。
需要があれば、長く働ける可能性も高まります。

ご自身が今後どのようなライフプランで働いていくかを考え、適切な資格の取得を目指しましょう。