NOW SARA COLUMN
- 自立した女性になるには？イメージから考える必要な条件とは
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2022.04.24 | 1,138 VIEWS
「自立」とは、ほかの助けや支配なく、自分ひとりの力だけで物事を行うことです。
簡単に言えば、他者に頼らずなんでも自分で解決・行動するということでしょう。
「親元を離れて自立する」と言えば、わかりやすいかもしれません。
親の扶養内である学生を除けば、親元から離れて1人で生活している人は「自立している」と一般的に言えるでしょう。
「自立」と同じ発音で「自律」があります。
明鏡国語辞典によれば、自律とは「他からの支配や制約を排し、自分の立てた規律に従って自らを規制しながら行動すること」とありました。
シンプルにまとめれば、「自立」はほかの助けや支配を受けず1人で物事を行うこと、「自律」は自分が立てたルールに従って自らを規制することです。
「自立」は他者に頼らない、「自律」は自分で決めたルールを守っている、と考えるとよいでしょう。
親の金や財産に頼らず自分の収入だけで生きていると、男女問わず「自立した人」というイメージを抱くのではないでしょうか。
例えば、実家に住んでいて家にお金を入れない人と、1人暮らしをしていて家賃や光熱費・通信費などすべて1人で支払っている人を比べると、どちらが「自立している」と思いますか？
後者だと答える人が多いのではないでしょうか。
このように自分が稼いだお金ですべてまかなっている人は、「経済的に自立している」と言えるでしょう。
仕事ができても、私生活がだらしないと「なんだか頼りないな」と思ってしまう人もいるはずです。
さらに、食事や洗濯・掃除など、身の回りのことを親やパートナーに丸投げしていると聞くと「自立した大人には見えない」と感じるでしょう。
反対に、「仕事終わりにジムへ通っています」「休日は趣味の水彩画を書いています」という方を見れば、「かっこいい」「素敵」と思うのではないでしょうか。
このように、仕事だけでなく私生活も充実していれば、「自立していてかっこいい女性」というイメージがつくのだと考えられます。
恋愛に依存している人は、幼稚なイメージを持たれることがあります。
「恋愛に依存する」とは、日常生活がうまく回らないほど恋愛に夢中になることです。
例えば「彼氏とケンカした」「彼氏と別れた」「いい男がいない」と言って、仕事に身が入らないなどマイナスの影響が出るのであれば、それは「恋愛に依存している」といってもよいでしょう。
恋愛の状況により仕事のペースが変わるのは、上司や同僚にとっては正直迷惑です。
「そんなことで仕事の効率を下げないでほしい」と思っていることでしょう。
結婚を前提とした恋愛でなければ、「そんなこと」と思われてしまうのも無理はないかもしれません。
これは精神的なもののため改善するのは難しいですが、本人の努力や周囲の協力次第で変われることもあります。
「将来のために、健康に気を遣って塩分控えめ」
「若いうちにショッピング三昧、アルコール大好き」
両者を比べると、どちらが自立していると言えるでしょう？
ほとんどの人が前者だと答えるのではないでしょうか。
「自立」するには、ある程度自分をコントロールできるようになっていなければなりません。
「失敗しても親に頼れる」「きっと誰かが助けてくれる」と考え、無計画な行動をする人は自立しているとは言えないでしょう。
「親が亡くなってしまったら」
「生活習慣が原因で、完全治癒が難しい病気になってしまったら」
「働けなくなってしまったら」
自立した女性になるには、こうしたことも視野に入れて将来のための備えをしておきましょう。
「経済的な自立」のためには、お金が必要です。
現在働いていない方は、就職活動を始めることが自立への第一歩でしょう。
では、正社員として働いている方はどのようにして、より「経済的に自立した女性」になればよいのでしょうか？
ご自身が考える理想の女性像に合わせ、どのような条件を満たせば理想に近づけるのか考えながら読んでみてください。
婚活中の男性の意見には「収入が少ないので結婚後も仕事を続けてほしい」という理由から、「自立している女性」を結婚条件にしているケースもあります。
もしかすると、「自分で何でもできる有能な女性がよい」という意味かもしれません。
そのような条件を設定している男性に、自立した女性がマッチするかどうかは別に置き、「自立した女性」＝「正社員」というイメージがあることも知っておきましょう。
反対に、派遣社員や契約社員・フリーターなどは「収入が安定しない」イメージもあるということです。
実際に正社員は安定した収入があり、評価が上がればキャリアアップもしやすいです。
業績がよければ、十分なボーナスも支給されます。
正社員は産休や育休が取れるなどのメリットもあるため、結婚願望があり自立した女性になりたいのであれば、正社員での雇用を目指すとよいでしょう。
ただし、正社員であってもスキルが低かったり収入に余裕がなかったりすると、自立が遠のく可能性もあります。
そこで、おすすめの方法を2つご紹介します。
会社から取得を推奨されている資格があれば、取得後に資格手当がつくことがほとんどです。
手当てがつけば収入アップにつながるほか、キャリアアップも目指せます。
例えば事務職の場合、簿記の資格を持っていない人と持っている人を比べると、どちらが昇進しやすいと言えるでしょうか？
能力や知識が劣る人材を、優れた人材より先に昇進させることは、ほとんどないでしょう。
年功序列で役職がつく会社もありますが、実力がなければ大勢の部下を束ねる役職にはつけません。
実力派のキャリアウーマンになって「自立したかっこいい女性」を目指すのであれば、資格を使ってのキャリアアップがよいでしょう。
また、よい求人があれば転職してキャリアアップを図ることも可能です。
物価の上昇と上がらない給料を理由に、最近では副業を始める方が増えてきています。
就業規則に副業の禁止がある場合はできませんが、申請すればOKであれば、副業を開始するのもおすすめです。
副業は現在行っている仕事のスキル・仕事では使っていないが取得している資格・趣味などを活かして始めることもできます。
例えば趣味の範囲内で絵を描いていても、ハンドメイド作品を売るサイトで出品すれば購入者が現れるかもしれません。
もし現在の仕事に関係する副業を始める場合は、会社や個人の情報漏洩に注意して行いましょう。
「自立した女性」＝「正社員」との印象がある一方で、「独立開業した人」も同等のイメージを持たれることがあります。
独立して開業するのであれば「誰にも頼らず1人で稼ぐ」というイメージも強いです。
「誰にも頼らない」点においては、確かに「自立」と言えるでしょう。
エンジニアやクリエイティブ・飲食系の仕事をしている人の中には、最終的な目標に「独立」を設定している人もいます。
正社員にこだわらず、独立して事業を開始するのも「自立した女性」への一歩です。
趣味があることで私生活が充実します。
仕事を頑張るのもよいですが、休日は趣味に没頭するとストレスも解消できます。
では、趣味を作るにはどうしたらよいのでしょう？
お住まいの地域に水彩教室やピアノ教室などの「○○教室」があれば通いやすいですが、規模が小さいと探しにくいこともあります。
そんなときは、通信講座で学んでみるのはいかがでしょうか？
「諒設計アーキテクトラーニング」では、占いや手芸・園芸など趣味系の資格を取得できる講座があります。
最終的に資格を取得することがゴールのため、「目標がないと頑張れない！」という方には特におすすめです。
趣味を極める講座は「食・栄養食・健康食・美容食」「ペット・動物・生き物」「占い・風水・スピリチュアル」「手芸・クラフト」「飲み物・ドリンク」などがあります。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
体力づくりも兼ねて、ダイエットやジム・ダンス・ヨガなど、自分磨きをする女性も増えてきています。
「自立した女性」かつ「かっこいい女性」になりたいのであれば、自分磨きもおすすめです。
本気で自分磨きをしたいのであれば、「スポーツフードマイスター」や「アスリート栄養食インストラクター」の資格を取得してみてはいかがでしょうか？
これらの資格は最短2カ月で取ることも可能で、どちらの資格も同時に取得できます。
スポーツに関わる資格のため、運動で自分磨きをする方にはピッタリです。
「スポーツフードマイスター」
「アスリート栄養食インストラクター」
https://www.designlearn.co.jp/sportsfood/
セルフネイルやボディケアなど、美容系に力を入れての自分磨きも、魅力的な女性になるためにはおすすめです。
仕事がバリバリできても、「体のラインが気になる」「おしゃれができない」といったお悩みがあれば、理想とする「自立したかっこいい女性」にはまだ届いていないのではないでしょうか？
美容系の自分磨きにおすすめの資格は、「ダイエットアドバイザー」「ピラティスセラピスト」「ヨガインストラクターjp」「ネイルデザイナー」などがあります。
仕事にもつながるおすすめの資格ばかりのため、資格取得後は副業として収入アップを考えてみてもよいかもしれません。
趣味や運動など、仕事のほかに熱中できるものがある場合は、そちらにかける支出も増えていきます。
つまり、私生活を充実させるには、ある程度の節約と貯蓄が必要だということです。
家賃や光熱費・通信費など、支払わなくてはならないものはたくさんあります。
十分な収入がなければ、あまり貯金ができないこともあるでしょう。
「貯金ができない！」と嘆いている方は、資格取得か副業の開始で収入アップを目指すか、月々の支出を見直してみてもよいかもしれません。
例えば、食費や美容費・服飾費などです。
「期間限定」や「数量限定」「店舗限定」などの言葉に惹かれ、ついつい買ってしまうことはありませんか？
最後まで使えば問題ありませんが、「よく考えたら好みに合わない」「あまり用途がない」「同じようなものを持っていた」などの理由で、結局使わないこともあります。
そうした無駄な出費がないか再確認し、余ったお金は貯金しましょう。
本当に充実した私生活を送るには、貯金も大切です。
学生時代に「彼からの返信が遅い！なんですぐに返信してくれないのだろう…」と、何時間も返信を待った方もいるのではないでしょうか。
それが社会人になっても続いていると、恋愛に依存している可能性があります。
そこでご紹介するのが、「自分軸の行動を意識する」ことです。
返信がないときは「返信が来るまで○○しよう！」と、考えましょう。
空いた時間に自分が何をできるか考えると、特定の人物に依存しにくくなります。
自分を軸にするのであれば、もっとできることがあります。
例えば、「返信は、返したいときに送る」「デートや旅行は、自分に時間とお金の余裕があるときにする」などです。
相手を軸にして恋愛をしていると、パートナーに振り回されて辛くなってしまいます。
楽しく恋愛をするためにも、自分の都合で行動を決めてもよいのではないでしょうか。
何でも自分でできる人は、「自分がした方が効率がよいから」とパートナーの世話を焼いてしまうことも多いです。
一昔前には、「ダメンズメーカー」と呼ばれていた人たちがこれにあたります。
パートナーが「ダメ男」になってしまうと、自分への依存度が時間に比例して高くなります。
そうすると互いに依存してしまう関係となってしまい、悪循環から抜け出せません。
「自分でする方が早いから」と考えてしまうのではなく、「今後のために頼る」のも重要です。
効率を重視する方には難しいかもしれませんが、パートナーのことを思ってぐっとこらえてみましょう。
もしパートナーがダメ男になってしまったら、身の回りのことがまったくできなくなるかもしれません。
そのような人と結婚すると、家事や育児に参加・協力してくれない事態が発生する可能性もあります。
やはり将来的なことを考えれば、自分の力でさせることも大切です。
恋愛や結婚は他人同士がするものです。
生まれも育ちも人格も異なるため、なにもかも順風満帆に進むとは限りません。
そこで大切なのが「愚痴を言ってストレスを解消する」「ほかのカップルや夫婦はどうなのか一般論を知る」ということです。
日頃から知人や友人・同僚と良好な関係を築き、困ったときに頼れる状態にしておきましょう。
何かあったとき、話を聞いてもらえたり、具体的な解決策を得られて問題が解決することがあります。
ただし、ここで大切なのは「周囲に頼りすぎないこと」です。
なんでも人に頼ってしまうと、「自立した女性」のイメージから遠ざかるほか、自分でなにも決められない人になってしまいます。
あくまで「ほかの人の意見を聞く」「同年代の一般的な関係性を知る」など、悩みを相談したり参考にしたりする程度にしておきましょう。
「経済的な自立」と同じように、現在の収入から今後のライフスタイルを考えておくのも重要です。
未婚であれば、今後結婚するかしないかいくつかのパターンを考えておくと、今どんな行動をとっておくべきかわかります。
例えば結婚の予定がないのにも関わらず「結婚したら旦那に頼って生きていく」と考え、キャリアアップも視野に入れず散財しているのでは、とても自立した女性とは言えません。
また、結婚しようと思って結婚相談所などを活用した婚活を始める場合、それなりの費用がかかります。
年金の不安や老後2,000万円問題もあるため、将来を見据えたライフスタイルの構築が必須です。
「社会人3年目で貯金ないけど、結婚してないから大丈夫！」というのは非常に危ういケースです。
貯金をしない生活をしていれば、いつになっても貯金が始められない生活が確立されてしまいます。
給料日直後の休日に心行くまで買い物をして、給料日1週間前になると生活がカツカツになるのは「貯金ができない生活」になっていると言っても過言ではありません。
今後どのくらいお金が必要なのかを知り、収入からライフスタイルを逆算してみましょう。
リスクがあると知ればライフスタイルを変えられ、自立した女性になれるかもしれません。
将来どのくらいお金が必要かわからない場合は、ファイナンシャルプランナーの資格取得のための勉強を通して、知識を身につけてはいかがでしょうか？
ファイナンシャルプランナーとは、資金計画や生活スタイルのアドバイスを行う職業を指します。
つまりこの資格を取得すれば、お金に関する知識が身に付くということです。
「諒設計アーキテクトラーニング」では、通信教育でありながら「完全個別指導」「専属講師による回数無制限の学習サポート」により、資格取得を徹底的に支援します。
ファイナンシャルプランナーの資格取得についてもっと知りたい方は、「ファイナンシャルプランナーの資格とは？取得のメリットや試験の概要解説」をご覧ください。
1人暮らしの「自立した女性」は、自分の収入だけで生きています。
しかし病気やケガで働けなくなった場合、どうしたらよいのでしょうか？
もし自分が働けなくなったら、自身や家族にどれだけの影響が出るのかを考え、保険などに加入しておくのも1つの手です。
「まだ若いし、保険に加入するのはいいかな…」と思っていても、いつ病気にかかるのか、いつ事故に遭うのかは誰にも予測がつきません。
「将来のために備えをしている自立した女性」になりたいのであれば、こうしたときのための保険に加入するなど準備が必要でしょう。
そうすれば経済的・精神的な自立のほかに、「将来を見据えた行動」もプラスされ、「自立した女性」でい続けることができるのではないでしょうか。
自立して生涯独身の場合は、1人暮らしのケースが多いです。
1人暮らしは気ままな反面、「自宅で倒れたときに誰も気づかない」という万が一のリスクもあります。
そうならないためには、身近な人間関係の構築が必要です。
毎日顔を合わせる近所の方や、自分に何かあったら気にかけてくれるような人物との関係を構築しておくとよいでしょう。
周囲から「自立した女性」と評価してもらいたい人にとって、「身近な人間関係の構築」はあまり重要視しないポイントかもしれません。
しかし、長期的に考えれば「自分に何かあったら気にかけてくれるような人」の存在は大きいと言えるでしょう。
「十二分に将来を考え、万が一に備えた自立した女性であれば、どんなことをするのか」をイメージし、どのような人間関係を構築するか判断してください。
生涯独身を貫くのであれば、就活やエンディングノートへの取り組みも必要です。
エンディングノートは、葬儀社・冠婚葬祭互助会が会員向けに配布していることがあります。
自分で意思表示できないときにどうしてほしいか、自分の意思を書き込んで保存しておけるため、万が一なにかあったときに便利です。
簡易的なものでよい場合は、100円均一ショップで販売されているノートを活用しましょう。
店舗によっては、記入欄が設けてある「もしもノート」を販売していることがあります。
真っ白なノートに記入する際は、以下の点について記入するのがおすすめです。
・氏名
・住所
・誕生日
・血液型（Rh＋か－も含めて）
・電話番号
・メールアドレス
・資格や特技
・家族の名前（両親・兄弟・配偶者・子ども・ペット）
・ライフラインについての情報（公共料金の契約会社や大家さんの連絡先など）
・銀行口座とその用途
・クレジットカードや電子マネーの情報
・パスワードやID
・持病やかかりつけの病院
・親類や友人の連絡先
・事故や病気で意識障害になった場合、誰に判断してほしいか
・パソコンやSNSのアカウント取り扱いについて（内容を消去してほしい、プロバイダとの契約を解除してほしい、など）
・葬儀やお墓、供養、法要などについて
簡易的なものでもよいので、このようなノートがあると万が一の時に便利です。
自分に意識がなくても、意思表示できます。
「若いから大丈夫！」と思っても、今から簡単なものを作っておくことをおすすめします。
