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太田 康子さん【NOW SARA vol.93】静岡県在住|発酵マイスター

健康食
  • 2021.06.18
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★発酵マイスターの太田 康子さん

発酵マイスターの太田 康子さん。
糀調味料の販売や糀レシピのモーニング提供、糀教室やお味噌教室の開催など、糀の伝道師としてご活躍されています。
「うまく発酵しようとか美味しくなろうとか思わず、ありのまま発酵する糀は、人間のあるべき姿と同じ」と語る太田さんの、糀愛にあふれるインタビューは必見です!

現在はどんな活動をされていますか?

月に2回、地元のシェアスペースで糀レシピのモーニングを提供しています。
同じ場所で糀教室、お味噌教室なども開催するほか、個人のレストランにお邪魔して、ランチ付き講座のコラボイベントもしています。
お惣菜屋さんでは、私の作った糀の調味料を販売していただいています。
小学校の児童向け料理教室で、<子どもにもわかる糀のすごいパワーの話と糀を使った簡単おやつ作り>の講座も開催しました。

簡単な生い立ちを教えてください。

親が営む花屋に生まれ、生活の中にいつもお客様との対話がある環境でした。
生まれも育ちも名古屋です。
父親は身体が弱く、「食養生が大事」だといつも言い聞かされ、食べ物で身体を整える事の大切さを教わりました。
静岡県に嫁ぎ、3人の子育て、義両親との同居、遠距離介護等経験してきましたが、現在は末っ子も成人して、3人の子どもたちはお互いがよき相談相手です。
人間関係や自分らしく生きる道を共に応援し合う関係です。

ご活動を始めるにあたってのきっかけ・思いを教えてください。

静岡県に嫁いで、家庭で味噌を作る食文化を知りました。
肥沃な土地に新鮮な食材が手に入る環境で、様々な保存食を作る機会に恵まれました。
その中でも、発酵食品を手作りする楽しさと手作りならではの栄養価の高さに興味を持ちました。
両親が高齢になり、自分で栄養価の高い食事を作る事が困難になる姿を見て、手軽に作れて栄養価の高い発酵食品に、より注目するようになりました。
日本古来の素晴らしい発酵食品を知らない子ども達や若いママ達に伝えたい、高齢者の方が食べ馴染みのある懐かしい発酵食品でいつまても自立した生活を楽しんで欲しい、という思いで発酵食品の魅力をお伝えしています。

最初の活動の思い出を教えてください。

身体の冷えを整える講座の講師の方とのコラボイベントで、お味噌等を使ったランチを提供しました。
講座の流れを把握するのが大変で、料理の段取りにも気持ちが焦ってしまい、糀の話も緊張で支離滅裂でした。
その反省から、参加者の方との会話を増やしたいので、料理は出来るだけ当日の作業を簡潔にしました。
講座の最初の自己紹介の時にそれぞれの方の参加目的をお聞きして、できるだけ回答できるようにも工夫しました。
糀の話は伝えたい要点をボードに書いたり紙芝居を作ったりして、雑談が入っても時間内に予定通りに伝えられるようにしました。

活動を始めた当初に苦労したこと・どのように乗り越えたかを教えてください。

糀に関心を持ってもらうきっかけ作りが難しかったです。
発酵食品の講師はたくさんいらっしゃるなかで、私の講座の個性を出すのにもたくさん悩みました。
人が集まる時には、私の「糀愛」を積極的に伝え、私自身が糀を大好きなんだということを知ってもらうのに専念していました。
私の中での発酵の魅力は、味や栄養価の事だけじゃなく、「発酵」が私達の生き方に通じるところだと思っています。
準備段階で丁寧に集中して仕込む、あとはただひたすら発酵を待つ。
うまく発酵しようとか、美味しくなろうとか、糀は思いません。
ひたすらありのまま発酵する。
私達のあるべき姿と同じだという事をテーマにして、伝えるようにしています。
さらに、遥か昔から繋がって来た先人の叡智を伝えていきたいという思いも添えています。

この活動をしていて大変な事は何ですか?

糀は鮮度が命で雑菌も入りやすいので、扱いに神経を使います。
人それぞれに発酵の度合いが変わってくるため、出来上がりまで個別の問い合わせやアドバイスが必要で、とてもハラハラします。
発酵食品は、出来上がりに正解がないと思います。
好みや食文化によって、その人ごとに味わい方が違います。
できたものを、もうひと手間でご家庭の味に寄せるアドバイスをするようにしています。

活動を行う上でこだわっていること・気を付けていることはありますか?

こだわりは鮮度と、お伝えする方のもともとの食生活にプラスワンできるアドバイスをできることです。
それぞれのご家庭の食生活に応じてのアドバイスを心がけています。
参加者の方が何を求めているかを把握できるように、講座の内容はその都度変えています。
あまり専門的な内容にせずに、気軽に触れる機会の提供を心がけています。

この活動以外で最近夢中なことはありますか?

身体を整えるだけでなく、健康には心の栄養も大切なので、カウンセリングやタッチセラピーも学んでいます。
アーティフィシャルフラワーを使用してのフラワーアレンジも楽しんでいます。
自分で選んだ花材は生活空間に彩りを添えてくれるので、より心地好く過ごせます。
アーティフィシャルフラワーは生花ではないので管理が楽で、キッチンやアレルギーの方のお部屋にも飾れます。
花や色に関わる事は、とても気持ちが満たされます。

料理で使うおすすめの道具や食材を教えてください!

発酵機は欠かせません。
甘酒だけではなく、手軽に色々な発酵食品が作れます。
一家に一台!オススメです!
毎日の食事で慣れ親しんだ手軽な食材を利用できるので、バリエーションが増えますよ。
食材は、なんと言ってもその土地特産のものを使うのがおすすめです。

太田さんのようなお仕事を目指している人に伝えたいこと・応援メッセージをお願いします。

発酵の仕組みは、ほとんど変化はありません。
なので、基本的な知識を身に着けることが大事だと思います。
自分自身が楽しんでやる事だと思います。
私より詳しい人も上手な人もたくさんいます。
「私」からの発信に関心を持ってもらえるように、自分自身が学んでいる事に夢中になることだと思います。
活動内容

発酵マイスター

糀や発酵食品のすばらしさを伝えるべく活動中。
地元のシェアスペースで月に2回、糀レシピのモーニングを提供。
オリジナルの糀調味料を惣菜店で販売するほか、糀教室、お味噌教室、コラボイベントや児童向け料理教室なども積極的に開催中です。

プロフィール

太田 康子おおた やすこ

名古屋出身、静岡在住。
専業主婦で3人の子育てや親の介護の経験は、私の人生を彩り豊かなものにしてくれました。
日々の生活から自然と発酵食品と出会い、特に「糀」に魅せられました。
神社、ドライブや旅行が大好きで、あちこちの糀に会いに行きました。
甘酒、お神酒など神事にもかかせないもの。
歴史を知ると、より、私の好みにはまりました。

私の名前の「康」は「庚」と「米」を組み合わせた漢字。
たくさん実った米を脱穀する様子を表している事を知りました。
やはりお米に縁があるとこを実感!

糀を通してたくさんの方に出会い、様々な気付きや後押しをいただいて、今の私がいます。
発酵食品も糀も、私より詳しい方はたくさんいらっしゃいます。
私のお伝えできる事はささやかですが、私のできる事で、出会う方々の幸せのお手伝いができればと思います。

Instagram→ @hanakei97
ホームページは「糀 太田康子」で検索してください♪

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