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五十嵐 万葉さん【NOW SARA vol.78】東京都在住|芸能プロダクション 社長

ビジネス
  • 2021.03.15
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★芸能プロダクションを経営されている五十嵐 万葉さん

マネジメント事務所、株式会社NOSのトップとして、芸能という面から世の中を盛り上げている五十嵐 万葉さん。
キャストの方々に対して「テレビに映ったときはとても胸がいっぱいになった」とまるで母親のような温かさを持っていらっしゃる一方で、「やると決めたら10年はやりきること」と組織のトップとして、とても頼もしい印象も受けます。
子育てと両立させながら、営業やタレントのマネジメント、キャスティングまで、全て行っているという五十嵐さん。 そんなパワーで満ち溢れた五十嵐さんのお話からは、どんな困難でも強い気持ちで立ち向かう元気をもらうことが出来ます。
今回は、五十嵐 万葉さんに今頑張っている女性として、インタビューを行いました。

仕事(活動)内容について教えてください。

芸能事務所ですので、タレントのマネジメント業務やキャスティング業務を行っています。
また様々な案件を確認する為に営業でまわったり、案件へのエントリー、エントリーが決まればそれに対してのマネジメント、契約出演料の清算といった細かい業務まで行っています。
現在、所属しているタレントは25名となります。

この仕事(活動)を始めたきっかけは何ですか?

当時7か月だった長女をベビーカーに乗せて原宿を歩いていた時に、赤ちゃんタレントとしてスカウトされたことがきっかけです。
赤ちゃんなので、もちろん常に付き添う必要があり、その中でマネージャーのようなお仕事もしなければならない状況となりました。
そうして行く中で、段々とこの業界のお仕事を覚えてくるようになりました。
その後、次女も同じ様に「芸能のお仕事をやりたい」と言うようになった際に、一度は他の事務所に預けることも考えましたが、これまでの経験から既にやるべきことが分かっていたので、自分でマネジメントを行った方が早いと感じ、起業に至りました。
コネクションが多い芸能の世界に入ることはなかなか難しいところではありますが、以前、父が映画の大道具の仕事を行っていたので、そういった面からもアプローチをすることが出来ました。
とにかく「なんとかなるだろう」と勢いで始めました。

最初の仕事(活動)の思い出は?

次女のお仕事になりますが、スカッとジャパンの出演です。
エキストラではありましたが、かなり映っていたのを今でも覚えています。
同時期にセブンイレブンのCMにも所属タレントが3名ほど出演しました。

ある1日のスケジュール

起床→子供を学校のスクールバスへ→営業まわり→子供の迎え→夕飯→決定案件連絡→案件整理→一斉配信

朝起きて、家でのやるべきことを終わらせてから仕事に入ります。末っ子が障がいを持っていることから、送り迎えをする必要がある為、限られた時間の中で行動する必要があります。朝、子供を送った後はスピード感を持って仕事に取り組んでいます。

始めたばかりの頃の苦労話

キャスト集めです。
募集をかけても小さい事務所なので、なかなか応募がない状況が続きました。
案件はあっても、キャストがいないという壁にぶつかり、募集の方法を試行錯誤しました。
そこで様々な媒体の会社に問い合わせをし、オーディションの案内を掲載していただくようにしました。
媒体に載ることで、自然と事務所の知名度も上がっていったのか、人数を集めることが出来ました。

この仕事(活動)をしていて嬉しかったこと

やはり所属しているタレントがオーディションで選ばれたときです。
オーディションは何百人、何千人という方々が受けるので、その中で選ばれるというのはとても難しく、だからこそ決まったときはとても嬉しいです。
これまでで言うと、セブンイレブンのCMに起用が決まったときは驚きました。
食べているワンシーンだったものの、感慨深いものがありました。
「うちのタレントが映っている…!」とまるで保護者のような気持ちになります。

この仕事(活動)をしていて大変なこと

正直、あまり大変だと思わないようにしています。
大変だと思い、モチベーションが下がってしまうと、この仕事は成り立たないからです。
ただ挙げるとすると、睡眠不足や体調管理です。
何があっても病気になれないというプレッシャーはあります。

この仕事(活動)に対するこだわり

「礼儀正しく、時間を守るように」
これだけは所属しているタレントに厳しく指導しているので、自信があります。
ある意味、保護者とも言えるのかもしれません。
これに関しては、どの業界においてもごく当たり前のことであって、その点に関してはかなりきちんとしていると思います。

この仕事(活動)をする際に気を付けていること

やはり報連相の徹底です。
この業界に関しては、髪型一つ変える際にも報告が必要となってきます。
例えば、宣材写真が既にテレビ局の方々の手に渡っているとなると、取り返しのつかない状況になってしまう場合があります。
そういった事もあり、タレントには必ず事前に報告をしてもらうように指導しています。
また、まず「人」ありきの仕事なのでキャストのメンタルや体調管理には気を遣うようにしています。

世間にこの仕事(活動)をアピールする方法

事務所のアピールとしては、大手広告会社さんのデビュー雑誌に、オーディションの案件を掲載していただくようにしています。
そうすることで会社の名前を知っていただく機会が増え、宣伝効果となります。
タレントの宣伝に関しては、私自身が制作会社やテレビ局に営業へ伺う際に、同行してもらうのが一番ではないかと感じています。
最近では、このような世の中なので難しい面もありますが、やはり写真よりも実際に会っていただく方が、プロデューサーの方に実際のイメージを掴んでもらいやすいと思います。
私自身の経営についてアピールする機会はなかなかありません。
とにかくタレントをアピールし、全面に出すことに注力しています。

いつも仕事に持ち歩いているもの

タレントのプロフィール用紙をいつも持ち歩いています。
また、最近ではNOSニュースという社報を発行するようになりました。
表には所属タレントが携わったお仕事の中で既に情報解禁されたものを、裏にはタレントの一覧が載っています。
今後は、この社報も営業の際に持ち歩き、様々なアプローチを考えていきたいと思っています。

仕事(活動)とプライベートの両立で工夫していること

仕事とプライベートの切り分けが、このお仕事をしているとなかなか難しい面もあります。
例えばプライベートでご飯を食べに行った際にも、コネクションが大切な業界だからこそ売り込みがあったりと、自然とお仕事の話になってしまうことも多いです。
ただ、このような状況が続くと、なかなか気が休まりません。
だからこそ、休日は周囲の方々に「今日はプライベートの日」「仕事の話は後日しよう」という旨を、はっきりと事前に伝えるようにしています。
そうすることで、ラインをしっかりと引く事が出来ます。

日常生活で意識していること

タレントに負けないように自分自身も美意識を持つようにしています。
この業界に入り、様々な事務所の社長さんにお会いしてきましたが、やはり自己管理に気を遣っている方と、そうでない方では、所属しているタレントの質も異なってくると感じています。
トップである私の行動や様子は、タレントにも影響すると思っています。
だからこそ、先陣を切って、見えないところでもきちんとするよう意識しています。
顔のマッサージや、頭皮マッサージ、洋服の着こなしもこだわっています。

この仕事(活動)で最近特に力を入れていること

今後は所属タレントの人数を増やしていき、エキストラ部隊とキャスト部隊の大きく二つに分けていきたいと思っています。
その為にも、現状を踏まえた上でキャスト部隊を更に強化させたいと考えており、エキストラではない大きな案件を獲得することに注力しています。
沢山の方からアドバイスをいただいて、日々どのようにすべきか試行錯誤しています。
取引先も増やしていきたいと考えていますので、映像や舞台関係の方々にもアプローチをしようと、様々な形で動いています。
また、最近ではSNSで大きなチャンスを掴めるようになってきた為、時代に沿った形での展開方法も考えており、タレントや私自身の記事の更新、ボーカロイドといったような歌手を輩出する為に音楽の事業も始めました。
世の中がどんどん変化しているので、芸能においても一つに絞るのではなく、映像や舞台、音楽とタレントの活躍の幅を増やしていき、柔軟に対応していく必要があると思います。

この仕事(活動)以外で最近夢中なこと

息子が発達障がいなので、ヘルプマークの啓蒙活動をしています。
また、パワーストーンがとても好きなので、お気に入りのお店に定期的に足を運び購入し、癒されています。
時間があるときは自分で作ったりもしています。

今後の目標を教えてください。

とにかく1人ヒットさせること、そして年商1000万円を超えることです。
最近では、芸能界も大きく変化してきています。それを踏まえて、今後どのようなことが盛り上がるのか、何をすれば良いのかを考えていけば、自ずと方向性は見えてくるかと思います。

この仕事(活動)を行いたい人が身につけておいた方がいいこと

とにかく笑顔とコミュニケーション能力です。
ここで挙げている笑顔とは、どんなに厳しい言葉を言われても笑顔でいるメンタルの強さも含みます。
この二つがあれば、このお仕事は出来ます。
業界の方たちは、もちろん最初からこの業界にいたわけではなく、私のように何かのご縁で入った方達がほとんどです。
だからこそ「経験がないから出来ない」という訳ではなく、努力していくしかありません。
常に己に厳しくある姿勢は大切です。 そのスタンスはタレントの鏡となります。

今目指している人に伝えたいこと・応援メッセージ

起業を目指している方は、初めのうちはやり方にとらわれる必要はないかと思います。
ただ、やると決めたらやり切ることが大切です。
10年は頑張ったほうが良いと思います。
特にこの業界の場合は、メンタルの強さが必要なので、諦めてしまうのあればやらない方がいいと思います。
これは、タレントを目指している方も同じで、短期的に結果を出すことよりも、地道に努力していくことが大切だと思います。
活動内容

芸能プロダクションの経営を行っています!

現在は、タレントのマネジメント業務やキャスティング業務、案件取得のためのアプローチなど幅広く活動しています。

芸能界で知られていないこと。芸能プロダクション社長が解説!|タレント事務所社長|五十嵐 万葉さん|NOW SARA vol.65

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