鍵田有希子さん【NOW SARA vol.4】大阪府在住｜ハンドメイド作家

ハンドメイド作家として活躍中の鍵田有希子さん

ハンドメイド作家としてお仕事をしている鍵田さん。現在、モデル活動とハンドメイド作家を兼業しており、モデル活動ではハリウッド映画にも出演経験があります。

自分が好きなことにどんどんチャレンジしていきたいという、前向きな姿勢を大切にしています。

色んな活動を行っている鍵田さんに、今頑張っている女性として、ハンドメイドのお仕事にスポットをあてて、詳しく教えてもらいました！

鍵田有希子さんへインタビュー

鍵田有希子さんへ様々なインタビューを行いました。ハンドメイドの仕事について、詳しく知りたい方は必見です！

簡単な生い立ちをお願いします。

元々、十代の頃から演技が好きでした。東京の方へ、演技のレッスンに通っていました。モデル事務所に入ったので、ドラマや映画に出演するようになり、徐々にモデルの仕事を本格化させていきました。

この仕事・活動を始めたきっかけは何ですか？

モデル活動は子供の頃から行っていましたが、ハンドメイドをお仕事にしたのは、実は30歳になった時からです。今まで、モデル活動を行っていたので、何の資格も持っておらず、手に職を付けれたらいいな、資格を取得したいなと思って、ハンドメイドを始めました。元々、趣味でハンドメイドは好きだったので、これを機に通信講座でデコレーションの資格を取得しました。

この仕事をするまで、今までどのようなことを積極的に行っていましたか？

ハンドメイドの仕事を始めるまでに、とにかく通信講座で一生懸命学びました。課題を提出して、復習して…を繰り返して、スキルを身につけました。また、演技の仕事は待ち時間がけっこう長いので、刺繍など現場に持って行きやすい道具を持って行って、練習していました。元々、不器用な面もあったので、早くハンドメイドに慣れたいと思って、続けていました。

仕事内容について教えてください。

スマートフォンをデコレーションしたり、オーダーを頂いて自分でデザインを考えてデコレーションしたりします。サロン様と話し合いながら、オリジナルの作品を作って販売することもあります。営業活動ということはしていないんですが、色んなサロン様によく行くので、そこでハンドメイドの話題になって、作品を販売する流れになるということは多いです。

最初の仕事の思い出は？

最初に契約したサロン様から、手鏡を作って欲しいと言われました。それで、納品した時に、とても喜んでいただいたのが、いい思い出です。

ある1日のスケジュール

朝起きて、歯磨きや洗顔をしながら、作品への想像を膨らませています。そして、ハンドメイドの仕事に取り掛かります。何時間も作品を作り続けることが多く、食事を忘れてしまうこともあります。

始めたばかりの頃の苦労話

最初の頃は、不器用なので作品を作るのにけっこう時間がかかってしまいました。目も非常に疲れますし、肩もこります。もっと早く作るにはどうすればいいんだろうと悩みました。細かいストーンを置いていくことやイラストを描くのにも、何日もかかることがあります。

仕事中の失敗談と乗り越えたエピソード

通信講座で学んでいる時もですが、接着剤の使い方が難しいです。はみ出してしまったり、加減を間違ってしまったりします。これで完成というところで接着剤で失敗してしまい、全てやり直しになったこともあります。やり直しは、時間も労力もかかるので、大変でした。

この仕事のやりがい・よかったこと・嬉しかったこと

友達や家族に誕生日プレゼントを贈る時は、やはりオリジナルの物をあげたいと思っています。世界で一つしかないものをプレゼントすると、とても喜んでくれるんです。その時に、あーやっていてよかったな、時間をかけてよかったなと思います。

この仕事の苦労・大変なこと

モデル活動とハンドメイドの仕事を兼業しているので、両立させるための時間配分が難しいです。睡眠時間を削ることもあります。しかし、お仕事をいただけるのはありがたいので、睡眠時間を削ってでも、仕事を請け負うことが多いです。

自分が成長したと感じる時

ハンドメイドの製作時間を短縮できた時です。「コツを掴めた！よし！」と思いますね。

仕事を続けるために努力していること

作るのをやめてしまうと、せっかくのスキルも元に戻ってしまい、デザインの想像もでき難くなります。そのことを意識して、取り組むようにしています。しかし、どうしても飽きてしまう時があるので、そういう時は好きな演技の映画を見て、リフレッシュの時間もきちんととるようにしています。

この仕事に対する3つのこだわり

ハンドメイドに関しては、下記の3つのこだわりを持っています。 ①オーダーしてくださる方の思いを大切にする ②相手への思いやりの心をもって、作品に手を抜かない ③自分にしか作れないオリジナルのものを作る

この仕事をする際に気を付けていること

作品の価格です。材料によって、かなり変わってきます。例えば、スワロフスキーのストーンを使うとかなり高額になりますが、ガラスのストーンを使うと安くで済ませられます。そういったことを、お客様としっかり話し合いながら、制作していきます。また、お客様から連絡がきたら、あまり連絡を待たせないようにしています。そして、製作途中の作品をお客様に画像で送って、双方確認しながら作っています。

仕事とプライベートの両立で工夫している3つのこと

仕事が一番という考えなので、仕事を優先して、その隙間時間にプライベートの時間をつくっています。

日常生活で意識していること

まずは、仕事を優先して、空いた時間にやりたいことをやるというライフスタイルを貫いています。

頑張れるモチベーションの見つけ方

キラキラしたものを見るのが大好きなので、見るだけでも気分が上がります。作品に使うストーンを眺めて、モチベーションをアップしています。材料を買うショップに出向くことも、モチベアップにつながっています。

アピールポイントはありますか？

お客様の希望にそった作品を作ることが得意と思います。個人個人の大切な思い出や宝物を作品に表現することが得意です。

仕事以外で夢中なこと

ハンドメイドの仕事は家で作業することが多いので、あまり外出する時間をつくれないです。そのため、必然的に家でできることに限られるのですが、映画やドラマを見るのがすごく好きです。特に海外ドラマにハマっています。小さい頃から「フルハウス」という作品が好きで、その続編の「フラーハウス」に最近夢中になっています。

今後の目標を教えてください。

今までは作ったものを提供するだけだったので、できれば、自分の作品を並べて展示会を行いたいです。また、ハンドメイド教室にも興味があるので、1日体験のハンドメイド教室も開いてみたいです。

今後挑戦してみたいことは？

今はデコレーションの資格だけを取得しているので、他の資格にも挑戦したいです。ハーバリウムの教室にも通っているので、それに関する資格取得も考えています。

今目指している人に伝えたいこと・応援メッセージ

自分はハンドメイドに関しては通信講座で学んだので、講座を受講することをお勧めします。受講料金と相談しつつ、貯金しつつ、是非挑戦してみてください。私は、30歳になってから講座で学んだのですが、1年以内には資格を取得できました。

ブランドネームの由来

小さな頃から人魚が大好きでした。キャラクターとしては、リトルマーメイドのアリエルがとても好きです。マーメイドという言葉を使って、可愛いブランドネームを作れないかと考えていた時、「キャンディ」という単語の響きが可愛いと思い、「マーメイドキャンディ」というブランドネームにしました。

どのような時に作品のアイデアが思いつくのか

先ほどお話しした、歯磨きしている最中に思いつく時もあるんですけど、他には、買い物をしている時や可愛いアイテムを見つけた時です。また、身の回りの物を眺めて、これは自分でも作れそうというイメージを膨らませて、アイデアを生み出しています。このように、日常生活からヒントを得ることが多いです。知人がデザイナーをやっていて、ゲームのキャラクターを作るんですが、そのキャラクターからヒントを得ることもあります。