<br />
<b>Warning</b>:  Undefined variable $alt_txt in <b>/home/ryosek/saraschool.net/public_html/nowsara/wp-content/themes/nowsara_new/inc/article_header.php</b> on line <b>75</b><br />
<br />
<b>Warning</b>:  Undefined variable $alt_txt in <b>/home/ryosek/saraschool.net/public_html/nowsara/wp-content/themes/nowsara_new/inc/article_header.php</b> on line <b>87</b><br />

NOW SARA vol.98

★ハンドメイド作家の吉本 優紀さん

ハンドメイド作家としてご活躍されている吉本 優紀さん。
ネットショップだけではなく、地域で行われるマルシェにも出品するなど幅広く活動されています。
吉本さんのお店の名前は<tsukushi>。
名前の由来となった植物の土筆には、努力や向上心を意味する花言葉があるそう。
お話を伺っていると、ハンドメイドやお客様に対して、熱い思いを持って積極的に活動されている吉本さんにぴったりだと感じました。
そんな、努力家でパワー溢れる吉本 優紀さんに、“今頑張っている女性”としてインタビューを行いました。

お仕事について教えてください。

主に布小物を作って、ネットショップや地域で行われるマルシェ等で販売をしています。
一枚の布選びからデザイン・製作・販売まで、全て一人で行っています。

生い立ちを簡単に教えてください。

以前は地元の愛媛県でアパレルの販売員をしていました。
その傍ら、趣味でミシンを使ってハンドメイドを始めました。
結婚してからは趣味のハンドメイドから離れていたのですが、コロナウイルスをきっかけに、ハンドメイドでのマスク作りを始めました。
それ以来、開業をしてハンドメイドの布小物作りを自分のお仕事として活動しています。
製作したものをネットショップやハンドメイドマーケットminneで販売させていただいたり、地域で行われているマルシェで販売させていただいたりしています。

このお仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?

布小物を作り始めたきっかけは、姉の紹介してくれたマルシェへの出店でした。
元はポエムを書くことが好きで、ポエムとイラストを描いたポストカードを販売したりしていました。
この出店の時に、ポストカードだけではなく当時流行していたシュシュを作って売ろうと考えたのがはじまりです。
私自身も、シュシュが欲しくてお店に行っても納得がいくものがなかったり、気に入ったものが見つかっても高かったりした経験があって。
ならば、「自分で作った方が納得いくものができる!」と思ったので、当時はミシンの知識も何もありませんでしたが、動画を見ながら製作を始めました。
その時作ったシュシュが、ポストカードの横で結構低い値段で売ったこともあって、売り場から一気になくなってしまうくらいの勢いでお客様がお買い上げ下さったときの喜びを、今でも覚えています。
ハンドメイドで開業しようと思ったきっかけは、コロナ禍でのマスク作りです。

お仕事を始めた時の苦労話を教えてください。

パートをしていた時は製作時間が今よりも思うように取れず、子ども達が寝た後に夜中や朝方まで製作をしていました。
また、時間がとれないので製作してもSNSでの宣伝が十分にできないということが続きました。
今年の初めに入学入園グッズでたくさんのオーダーが入り忙しくなったことをきっかけに、思い切ってパートを辞め、今では製作時間が取れるようになりました。
SNS発信も最初は時間がかかっていましたが、セミナーを受けたり自分で本を読んで勉強したりして、スムーズに発信ができるようになりました。
以前より時間に追われているという感覚がなくなり、より製作に打ち込んでいます。

ある一日のスケジュールを紹介してください!

6時半頃に起きて、朝ごはんを旦那さんが、旦那さんのお弁当を私が、と分担して作っています。
それから、子ども達と旦那さんが先に朝ごはんを食べて、終わる頃に今度は私が朝ごはんを食べ始めます。
7時半頃に双子のお兄ちゃん達を小学校に送り出し、下の子の準備をします。
そのまま旦那さんが出勤と共に下の子を送迎してくれています。
それが終わって、だいたい8時過ぎからが自分の時間になりますね。
一通りの片付けを終えてから、製作を行っています。
また、「ミシンを教えて」「Instagramの投稿について教えて」と言ってくださるお客様をお迎えして、お教えすることもあります。

このお仕事をしていてよかったと感じる瞬間を教えてください。

お客様にオーダーいただいたものをお渡しした時に、「助かったよ」「ありがとう」とすごく喜んでくださることが何より嬉しいです。
また、ハンドメイドの作品を購入していただくことで、新しいご縁が繋がることもあります。
そういったことが、ハンドメイドをしていてよかったなと感じる瞬間です。

お仕事で大変だと感じることを教えてください。

このコロナ禍の影響で、ずっと家の中で製作をしたりSNS発信をしている状態が多いことが大変だと感じます。
家にいると、どうしても他のことが目についてしまいます。
「ちょっとテレビでも見ようかな」「この用事済ませておこうかな」なんて思って、製作に取り掛かれないこともあります(笑)
そういった面で、自分の中でメリハリつけてプライベートとお仕事を両立させることが難しいです。
仕事をする時には、自分で「やるぞ!」と気合いを入れてスイッチを入れています。

お仕事でこだわっていることはありますか?

お客様とのコミュニケーションを大事にしています。
作品を購入してくださるにあたり、信頼して安心してお買い上げいただきたいと考えているので、普段からSNS等を通じてコミュニケーションをとるようにしています。
また、人と人とのやり取りなので、失礼のないように気を付けています。

<tsukushi>というブランドネームの由来を教えてください。

私はおばあちゃん子で、おばあちゃんと土筆を取りに行って卵とじを作ってもらっていた思い出があります。
介護施設でお仕事をしていた時に、利用者さんとその昔話をよくしていました。
ちょうどその時にマルシェへの出店のお話をいただき、「最近土筆の話題も多いし、響きが可愛いから土筆にしようかな」と思って、そんな些細な理由で決めました。
あとあとになって土筆の花言葉を気になって調べてみると、「努力」や「向上心」という意味があることを知り、とても素敵だなと感じました。
「開業した時も、絶対にこの<tsukushi>という名前を使い続けよう!」と思い、今もこの名前を大切にしています。

いつも仕事に持ち歩いている物はありますか?

イベントに行くときは、定規や販売する作品を持って行っています。
常に持ち歩いているものはスマホと名刺です。
SNSでお客様と連絡をとったり、イベントで新しい出会いもあったりするので、いついかなる時でもご縁を繋げるようにしています。

お仕事以外で夢中なことはありますか?

ドラマを見ることと、SNSです。
以前からドラマを見るのが好きで、録りだめしたものを時間が空いた時に一気見したり、ミシンにスマホをクリップで固定して、音楽を聞きながら製作をしたりしています。
お仕事でSNSを頻繁に使うようになってからは、SNSについて勉強をするようになって、知識もついたおかげでSNSを使うことが楽しく、夢中になっています。
最近では「Instagramを教えてほしい」という声もあるので、より知識を上げるために、本を買って読むことにはまっています。

作品が出来上がるまでの一連の流れを教えてください。

まず、作りたいものを決めます。
ショッピングモールで商品を見たり、いろんな布小物作家さんの作品や、周りの友達が普段持っているもの等を見て作品の参考にしています。
買い物に行っても、バッグを細かく裏まで見てしまったりするのは職業病ですね。
そして、案を元に手芸屋さんに行って、材料を買います。
手芸屋さんに行くことも、楽しみの一つです。
私は材料を選ぶ上でのこだわりが一つあって、生地に関しては必ず自分で見て・触って選ぶようにしています。
使ったことがある材料や部品はネットで買うこともありますが、基本はそのこだわりに重点をおいて、仕入れを行っています。
仕入れが終わると、裁断等に取り掛かります。
自分で型紙を作ったり、長さをメモしながら作業しています。
その後、ミシンで縫って、完成という流れです。

販売方法について教えてください。

昨年のminneへの出品が最初でした。
そこでぽんぽんと売れて収益を得て、販売を本格的に始めました。
現在は、ネット販売と対面販売どちらも行っていますが、マルシェに出店させていただいたり対面イベントがメインとなっています。
Instagramにも力を入れていて、たまにインスタライブとかで販売させていただくこともあります。
初めてマルシェに出店する時はわからないことだらけで、ネットで「〇〇市 マルシェ 出展者募集」といった、ありきたりな探し方をしていました。
また、地域に特化した掲示板アプリやInstagram等で情報を集めて申し込んだりして、必死になって探していました。
そうやって色々なところに申し込んで、今はありがたいことにたくさんのご縁をいただき、出店させていただくことが多くなりました。
作品の価格設定はハンドメイド作家や自分でお仕事をされている方にとって永遠の課題だと思いますが、私は本や他の作家さんの価格を参考にしています。
ハンドメイドマーケットの出している本とかもあるので、基本的には原価の何倍、とかいうのを勉強して、価格設定を決めさせていただいています。
あとは、他の作家さんもリサーチしてみたりとかして調整したりもします。
ですが、「この作品は私にしか作れない」というこだわりがあるので、価格だけを下げて手を抜いてしまうことにならないように気を付けています。

ハンドメイドでお仕事をしたい方が身につけておいた方がいいことを教えてください。

ハンドメイドのお仕事をするにあたって、まずは自分が楽しみながらやっていくということがとても大切だと思います。
販売方法はネットショップやSNS、マルシェなど色々あると思いますが、まずはとにかく自分が作りたいものをどんどんたくさん楽しく作ること。
作ってみて、何を売っていくのかを自分で決めていってほしいです。

吉本さんのようなお仕事を目指す方に応援メッセージをお願いします。

やりたいと思った時がスタート時点です。
初めてマルシェ等に応募することは、勇気のいることだと思います。
ですが、その一歩を踏み出してみたら、その後は勢いでどこへでも申し込めますよ!
最初の一歩を、思い切って踏み込んでいただきたいと思います。
活動内容

布小物の製作・販売 マルシェ主催・スキルアップセミナー開催

はじめまして♡
*明日の笑顔のために。*をコンセプトに活動しております、布小物作家のtsukushiです。
兵庫県加古川市を拠点に布小物の製作・販売をしたり、皆様のお手伝いがしたいという思いでInstagramでBRIDGEというアカウントを作り、マルシェ主催やInstagramのスキルアップセミナー等もはじめました♪
まだまだ未熟ですが、皆様の明日の笑顔のお手伝いができたら嬉しいです♡
よろしくお願い致します。

プロフィール

吉本 優紀よしもと ゆき

小3双子と3歳、3人の息子の母であり、布小物作家tsukushiとして活動しております。
またステップファミリーで継母として、悩み、自分らしくあるために、今の活動を始めた思いなども、Instagramなどで綴っております。
皆様の明日の笑顔のお手伝いができますように♪
よろしくお願い致します♡

minne→ @tsukushi26
Instagram(tsukushi)→ @tsukushi.26
Instagram(BRIDGE)→ @bridge.tsukushi

【お仕事風景】ハンドメイド作家としての働き方|吉本優紀さん|NOW SARA vol.71

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す