かこさん【NOW SARA vol.18】東京都在住｜栄養士

フリーランスとして多業界で活躍中のかこさん

フリーランスとして多業界でお仕事をしているかこさん。
フリーランスの仕事の幅を広げるために、栄養士の資格を生かして副業をされています。
色んな活動を行っているかこさんに、今頑張っている女性として、栄養士の資格を生かした副業について詳しく教えてもらいました！

かこさんへインタビュー

かこさんへ様々なインタビューを行いました。
栄養士の資格を生かした副業について、詳しく知りたい方は必見です！

簡単な生い立ちをお願いします。

大学で栄養学を学んだあと、悩んだ挙句栄養士を使わずに食品系の商社の営業マンとして就職しました。学んだことを直接活かせる道ではなかったため、その判断を母に伝えたところ、少し悲しい顔をさせてしまったことがずっと心残りになっていました。商社で2年働いていましたが、ご縁あり、フリーランスの世界へ飛び込むこととなりました。映像業界や人材育成業界など業界問わず挑戦してゆくなか、さらなる業界へのチャレンジとして栄養士を使った仕事をしたいと思い一念発起することに…。副業として収益を生み出すヒントとなるかもしれないと、栄養士活動をTwitter上で始めたのが今年（2020年）の1月末です。

この仕事・活動を始めたきっかけは何ですか？

上記に加え、当時お世話になっていた社長に「なにができるの？」と聞かれ、「栄養士の資格ならもってる…」「それ使えばいいじゃん」といわれたのがきっかけです。安直ですよね。（笑）何ができるか考えた末、とりあえず発信してみようということになりました。

この仕事をするまで、今までどのようなことを積極的に行っていましたか？

人材育成会社のコンサル部門にフリーランスとしてジョインしていました。人が自分の力で立ち上がっていく姿を目の当たりにし、エネルギー量に圧倒される日々でした。そんななかでコンサル業務に精を尽くし、人々の助けになることがやりがいでした。

仕事内容について教えてください。

栄養士として、発信活動が主です。現在は、noteにて糖質制限を噛み砕いて解説する文章を作ったり7日間完全コンサルのレシピ本を考案したり、ダイエットコンサルの実績作りのためモニター4名を同時進行で栄養指導をしています。栄養指導はレシピ考案、理想の体型へ向かうためのマインドセット、日々の記録をして随時指導内容を調整しながらコミュニケーションをとっています。「毎日報告する人がいる」ということがいいプレッシャーになるのか、しっかり結果も伴ってくるのが嬉しいです。モニターさんとは特別仲良くなれちゃいますね！

最初の仕事の思い出は？

Twitter上でまだフォロワーさまも少なかったころ、少しでも私のことを応援してくださる方々の存在に気付いた時が今でも印象に残っています。特に「今までダイエット方法に悩んで体調も崩していたが、かこさんの一言で救われた」と言ってくださる方がいて、その時は"発信していて本当によかった"と心から思いました。

ある1日のスケジュール

5:30起床→作業（Tweet作り）
8:00～レシピ考案・試作/モニター試食
10:00～Twitter活動・本業
11:00～レシピ考案・試作/モニター試食
13:00～お昼ごはん
14:00～Twitter活動
15:00～お昼寝
16:30～本業打合せ
19:00～Twitter活動・夜ごはん
21:00～本業・Twitter活動
24:00～就寝準備
25:00～寝落ちするまで大体本業

始めたばかりの頃の苦労話

誰からも反応されず、とにかく成功してる方の出しているnote（本のようなもの）を読み漁ったり、インフルエンサーに会えるチャンスは逃さず掴むことを意識してはTwitterをパトロールしたりする毎日でした。講演会や授業もそうですけど、一切反応されないって本当寂しいんですよね。「やってる意味あるのかな～」と葛藤する日も続きました。プロフィールの添削も1週間に1度はするようにしたり、フォロワーさまの数を伸ばしている方々のアドバイスを受けたり、とにかく目の前のやれることを日々積み重ねていくしかその葛藤を紛らわせる方法はありませんでした。
1日の初めに予約投稿をすることが習慣づくまでは、ツイートしたいタイミングになるたびにストレスも感じていました。現在4か月目（2020年6月現在）ですが、毎日発信を怠らずにできるようになったのはかなり進歩かもしれません。自分で仕事を獲得することを目標に、栄養士としてどうやったらみんなに認めてもらえるかを模索しながら日々進んでいます。

仕事中の失敗談と乗り越えたエピソード

栄養学といっても広く、専門外や勉強外のことをリプライ（返信）でいきなり聞かれてしまうことも多々ありました。
大きな失敗こそないですが、モニターさんの体重が減らなくて焦ることは、正直かなりあります。頑張ってる姿を応援したいからこそ、焦って無理強いしがちになってしまう自分に気付いたこともありました。
「無理なく理想の体型へ向かうことを指導させて頂くこと」をモットーに、その人に合わせた方法を一緒に模索していくスタンスを徹底することを決めました。日々モニターさんとそのスタンスで向き合えていることは1つ成長だと思っています。
あと、7日間コンサルレシピnoteを出版してから、材料の漏れがあったり、記載の漏れがあったりをモニターさんに指摘いただく時もありました。失敗だらけですね。（笑）その都度直していますが、モニターさんだったりフォロワーさまの言葉は本当ありがたいです。

この仕事のやりがい・よかったこと・嬉しかったこと

「かこさんのおかげで頑張れている」と言葉をいただけた時です。
お会いしたこともない方々から、「毎日の発信が励みになっている」「だからダイエット頑張れる」「毎日発信してるのがわかっているから1日だめでも戻ってこれる」「noteを読んで糖質制限が理解できた」「迷走した時はnoteを読むようにしてる」「仲間ができた」などの言葉を頂けるだけで、本当にこちらが励みになるんです。

自分が成長したと感じる時

いままでやったことない分野に挑戦して、それが自分のなかで当たり前になった時です。
文章を書いたり、動画を撮ったり、発信をしたり…など、この4か月間、今までしたこともないことだらけです。
1つ1つ自分の習慣として落とし込み、逆に"しないと違和感がある"ところまでこれると成長したかなと感じます。今は、1日必ずツイートしないと違和感があるし、調理動画は撮らないともったいない気がするので、習慣化されてきてるんでしょうね。

仕事を続けるために努力していること

副業なので、正直やってもやらなくてもいいことなんです。ただ、そこを甘えずに自分を律して続けることが1番の努力です。継続を仕組化するため、仲間を作って絡み続けること、ダイエッターさんや筋トレイヤーさんとのつながりを大事にすること、目標を立て続けること、分析し続けることは特に大事です。信頼を蓄積したいので、どんな記事も140文字にして投稿することやリプライを全て返すことも大事にしています。

この仕事に対する3つのこだわり

①否定語はここぞという時のみで、どんな返事もポジティブに変換する
②どんなことでも可能にする方法を考える、栄養士の将来を見据えた持続可能かどうかを考える
③みんなが必要としていて喜ぶものを提供

この仕事をする際に気を付けていること

①相手をネガティブにしない
②相手のニーズを捉える
③栄養士としての仕事を探す・作る

世間にこの仕事をアピールする方法

Twitterでの発信、自身がメディアを通して発信

いつも仕事に持ち歩いているもの

パソコン、しみとりレスキュー（ラーメンの染み用）、充電器、携帯
※下記の2枚目の写真は、こうやってキッチンの換気扇等に引っ掛けて動画を撮影しているとのことです。

仕事とプライベートの両立で工夫している3つのこと

①ストレスを感じたらやめる
②したいときにしたいことをする
③ご褒美をつくる（人と会う時間をつくる）

日常生活で意識していること

①気が向いたらラーメンを食べる
②ひょんな疑問をメモする
③姿勢よく歩く

頑張れるモチベーションの見つけ方

努力している人と絡むことで、エネルギーを分けて頂いています。「この人がこんなに継続している！なら私だってできる！やらなきゃ！」と思える人たちの発信を見たり、実際にお話ししたりしています。

アピールポイントはありますか？

圧倒的ポジティブ変換！です！笑今後、ダイエッターさんや筋トレイヤーさん、そして栄養士さんが双方で頑張れるような仕組みを作り出していくので、是非Twitterで成長を見てくださると嬉しいです！（笑）

仕事以外で夢中なこと

旅行（今は自粛モードですが）

今後の目標を教えてください。

今後、ダイエッターさんや筋トレイヤーさん、そして栄養士さんが双方で頑張れるような仕組みを作り出していくのが目標です。もちろん、栄養士さんの副業としての仕事を作り出すのもひとつ目標としてあるので、「なにかできないかな」と考えられている栄養士の資格を持て余してる方がいるのであれば、私が率先して動いて結果を出すことが一番の励みになるのではないかと思っています。