★マルチクリエイターの清川 英恵さん
清川 英恵さんに、今頑張っている女性としてインタビューを行いました。
最初の仕事の思い出は?
独立してからすぐに、SNS経由でWebサイトのデザイン更新のご依頼をいただけました。本当に仕事を依頼してもらえるのか?という不安がなくなり、心躍ったのを今でもよく覚えています。オンラインでの顔合わせもドキドキして、うまく話せるかなど小さいことが気になりましたが、ワクワクする内容でとても良い出会いになりました。
ある1日のスケジュール
1日のスケジュールはバラバラです。朝は7:30に起きて夜0:00頃に寝るのは基本的には変わりません(最近は仕事以外でやりたいことが多く夜更かしすることもあります)。17:00過ぎに一緒に暮らすパートナーが帰宅するので、9:00から17:15までがわたしの勤務時間です。ミーティングや外出はなるべくまとめるようにしています。
この仕事をしていて嬉しかったこと
お客さまとの関係性が変わっていくことです。最初はスポットでのご依頼であっても、時間を重ねることで仕事上のパートナーとなり、長期的な試みや水準の高い仕事を任せていただけるようになりました。
あとは、自分がモットーとしている「作って終わりではなくその後のストーリーを提供すること」を肌で感じてもらえ、自分から言う前にそこを褒めていただけることがあり、それがとても嬉しいです。
この仕事をしていて大変なこと
大変というよりも、工夫ややりがいが沢山あるなと感じます。自分の行動が成果に現れるので、ちょっとした改善に手応えを感じたり、ちょっとした違和感が不穏な空気の察知につながったりします。なので、大変というよりは気が抜けず常に変化していく状況が面白い、と感じています。
この仕事に対するこだわり
ミッションに「今日の喜び 明日の楽しみ」を掲げておりまして、作って終わりの制作ではなく、その後のストーリーを提供できるように日々こだわって活動しています。
いつも仕事に持ち歩いているもの
ノートPC・スマホなどの仕事に最低限必要なツールと、カメラは必ず持ち歩いています。持ってない時に限って良いシーンに巡り合うので、重たいですがレンズ2本と本体は持ち歩くようにしています。
仕事とプライベートの両立で工夫していること
時間効率と自制心を持って、時間内にやり遂げる工夫をしています。一緒に住んでいるパートナーが居るので、相手への思いやりは意識しています。家事などやるべきこともしっかり回したいと考えているので、作業の自動化や予定の段取り決めなど、スケジュール管理は徹底しています。
日常生活で意識していること
効率はかなり意識しています。日々の生産性を自分でコントロールしなければならないので、習慣を改善していくことが重要だと考えています。1時間単位の予定を5分単位で考えられるようになりましたし、自律する力はトレーニングで鍛えられると思うので、日々考えながら生活しています。
この仕事で最近特に力を入れていること
独立してからずっと、やったことのないことにはチャレンジするよう心がけています。新しい体験をすることで、デザインという業界を絞らずに関わりを持てるスキルを生かすことができると感じていて、業界や分野、社会全体の仕組みを知っておくことは重要だと感じています。
そういった活動以外で最近特に夢中なのは…うーん、何でしょうか。夢中になったことは大体仕事にしていっているので、今は思いつきません(笑)
この仕事以外で最近夢中なこと
自分の中では、例えば、趣味であったり何かの用事であったりしても、間接的に仕事に結びつく経験が多いです。そのため、最終的には仕事に関係してしまうのですが、今はそうですね… 年齢的なこともあって、美容には興味があります。外見だけではなく内面にも目を向けていきたいですね。
今後の目標を教えてください。
法人化が目標です。もともと憧れがあったわけではなく、法人化することで自分の目標に対して可能性を高めることができるため、手段として必要だと感じました。2021年中には法人化したいです。
この仕事を行いたい人が身につけておいた方がいいこと
好奇心と、その気持ちを無駄にしない行動力だと考えています。また、自分の場合は「3つの『お』」を意識しています。3つの『お』に関してはインタビュー動画で答えていますので、是非、動画が公開されたらご覧ください。
本業と副業の両立(時間配分など)で工夫していること
そもそもフリーランスの身なので、仕事(本業)にしたいと思えば、何でもできてしまいます。なので、それほど副業であるという意識よりは、本業に武器をプラスするならばという意識になるのですが、ストロングポイントを多くつくる工夫はしています。
具体的には、興味のある分野はスキル次第で「いつか仕事にできる可能性がある」ので、比較的低コストで取れる資格などは積極的に取っています。今までに、行動心理学・SDGsビジネス検定・食品衛生責任者などを取りました。国家資格などを取るのはもちろんカッコいいですが、日々限られた時間の中でコストがかかるものもありますので、必要なものが無い時はサクッと学習して取得できるレベルのものを本を読むぐらいの気軽な気持ちで取得しています。
フリーランスで活動する分にはサクッと学べるボリュームの資格であっても、興味の度合いを可視化できたり、お客さまとの会話のネタになったりなど、小さな投資で大きな効果も見込めたりするもので指標として分かりやすいと考えています。
副業を軌道に乗せる方法
資格を取ったとしたら、それをWebサイトなどで認知してもらうことです。そして、その分野について発信をしていくことが重要だと感じています。周知されることで、関連する分野の仕事が発生した時に声をかけてもらえるようにするためです。
副業の広め方(営業するコツ)
先ほどの回答が「営業」に当たるのかもしれませんが、基本的には、日々その副業の分野を継続して活動し、まずは趣味として認知していただき、継続したその先で「ビジネスとしてやっていきます」という発表をする流れが自分には合っています。周囲にその分野で「何か(詳しくは良くわからないけど)頑張っているね」と思われることが大切です。
副業として成功させるコツ
始めること、続けること、訴求すること、実績を1件でも獲得するまでやめないこと、だと思っています。
趣味としての撮影開始から半年で仕事にした写真の仕事。毎日カメラを持ち歩き撮り続けることで目標を叶えました。
活動内容
お客さまの目的に対して必要なことにフレキシブルに対応、職種に関わらず何でも丸ごと相談できるのが強みです。
メインはデザイナーとしての活動ですが、フォトグラファーやプランナーなど、お客さまの目的に合わせて必要な職種に変化したり、時にはチームを組むことで、課題解決へ向けトータルでフォローできるのが強みです。通常業務以外にも、イベント主催も積極的に行っており、現在はオリジナルコンテンツの提供にも力を注いでいます。
プロフィール
清川 英恵きよかわ はなえ
やりたい事で仕事をつくるエンタテインメント型のクリエイター。主に、デザイナー・プランナー・フォトグラファーとして活動中。大手ゲーム会社独立後「etomoji」を創業。現在フリーランス3年目。主にTwitterで日々の活動を投稿しています(@etomoji)。
デザイナー・プランナー・フォトグラファーとしてマルチに活躍!|清川 英恵さん|NOW SARA vol.52
この記事に関するキーワード
キーワードから記事を探す