頑張る姿が分かりやすいのは、仕事をしているときです。
集中して仕事を頑張っている姿には、男女問わず魅力を感じます。
ただし忙しすぎて疲弊困憊していては魅力が半減し、むしろ心配されてしまいます。
どんなに忙しくても愚痴を言わず明るく頑張る姿に、周りは心を惹かれるのです。
2-2. 苦手なことも無理して頑張っているとき
生活していくうえで、苦手だけれどやらなければならないこともあります。
ペーパードライバーでも運転を頑張る姿や、料理が得意でなくてもお客さんをもてなそうと頑張って台所に立つ姿などは、とても魅力的。
男性はそのような女性を見ると、「助けてあげたい」と感じます。
何よりも、苦手なことを頑張れば自分自身の成長が見込めます。
無理せず周りの力も借りながら、少し背伸びをして頑張ってみましょう。
「将来的に自分の店を持ちたい」「新しく資格を取得したい」など、夢がある女性は素敵です。
その夢に向かって一生懸命努力する姿は、人の心を打ちます。
たとえ失敗してもめげずに頑張り続ける姿を見ると、応援したくなるものです。
小さなお子さんと全力で遊ぶママも、とても魅力的です。
小さな子どものいるママは、なかなか自分の思うように時間を過ごせません。
家の掃除や洗濯ができず、ご飯はお惣菜に頼ってばかりのときもあるでしょう。
それでも子どもとの時間を全力で楽しむママは、キラキラ輝いています。
少しぐらい家が乱れていても、子どもは楽しく遊んでくれるママが大好きです。
「女のくせに」と言われ、「だからなんですか?」「考え方が古いですよ」と言い返すのは簡単です。
しかしこれでは、火に油。
言い返したところで相手は何とも思いませんし、さらに厳しい言葉を浴びせかけてくる可能性もあります。
一番よいのは、相手にしないことです。
相手にしなければ、そのうち何も言わなくなります。
頑張る女性を心から応援したいと思っている人の方がはるかに多いのですから、自信をもって今まで通りにしていれば大丈夫です。
あまりにも頻繁に言われる場合は、会社に相談するのもひとつの方法です。
当事者同士で解決するよりも、第三者に入ってもらった方がうまく進むこともあります。
「女のくせに」という言葉は、立派なジェンダーハラスメントです。
社内でのコンプライアンス遵守が叫ばれる時代、明らかにその流れに逆行する考え方といえます。
職場のダイバーシティ(多様性)推進のためにも、会社ぐるみでこのような発言はなくしていかなければならないと考えられています。
社内のコンプライアンス窓口に相談し対応してもらうことで、相手は自分の言ったことが問題発言だったのだと理解するでしょう。
社内の相談窓口で相談しにくければ、社外に相談する方法もあります。
厚生労働省でも「ハラスメント悩み相談室」を設置しており、無料で電話やメール・SNSからの相談が可能です。
ほかにも、各都道府県の労働局に相談する方法もあります。
心身ともに疲れたなぁと感じたときは、頑張りすぎたときかもしれません。
そのようなときは、誰かに頼ることを考えてみましょう。
仕事面なら、気心の知れた同僚。
家事・育児のことならパートナーやご家族・ヘルパーさんなど。
頼ることができないまでも、誰かに話を聞いてもらうだけで少し楽になることもあります。
「ここまで頑張ると自分の心身は悲鳴を上げはじめる」ラインが分かるのは、今後につながる収穫です。
次はそうなる前に対応できますし、頑張りすぎない方法を事前に考えておくこともできます。
どんなに頑張っても結果に表れず、先の見えないトンネルに入ってしまったように思えることもあるでしょう。
そのようなときも「頑張る」を一旦休んでみましょう。
そして、次のような対策をゆっくり考えてみます。
・目標の設定を変更する
・少しペースを落とす
・頑張る方向性を変えてみる
もしかしたら、最終目標が高すぎるのかもしれません。
ペースを少し落としてみるのはどうでしょうか。
頑張る方向性も見直し、効率のよい方法がほかにあるか考えてみるのもよいでしょう。
ペースを落としても立ち止まっても、また進めば大丈夫。
無理に今頑張る必要はありません。
「頑張っているなー」と感じたときは、自分にご褒美をあげましょう。
奮発して少し高級なスイーツを買ってもよいですし、友人とパーッと飲みに行くのもおすすめです。
思い切って旅行に行く・新しくアクセサリーを購入するのもよいでしょう。
ぜひ、リフレッシュしてまた頑張ろうと思えるようなご褒美を自分にあげてください。
とくにやりたいこともなければ、家でダラダラするのもよいでしょう。
見たかった映画をDVDでまったりと見たり、読書をしたりするのもおすすめ。
普段家にいるときは掃除に洗濯に忙しくしている方も、ほんの数時間でもあえてゆっくりする時間をとりましょう。
それだけでも気分がすっきりするはずです。