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NOW SARA vol.120

★シニアソムリエール・ワイン教室・セミナー講師 勝山 美幸さん

今回は、シニアソムリエールの勝山 美幸さんに“今頑張っている女性”としてインタビューしました。
当時日本最年少の23歳でソムリエのライセンスを取得されてから、レストランでのサービスはもちろん、講師、アンバサダー、プロデュースやコンサルティングなど​ワインとシャンパーニュ、お酒に関する知識と経験を活かして幅広くご活躍されています。
資格と実績の数々、これからのご展望など必見のインタビューです♪

お仕事について教えてください。

和モダンなイタリアンレストラン 料理屋botanでワインサービスをしながら、ワイン教室や料理教室を開催しています。​
コロナ禍の現在では、オンラインでのワイン・料理教室も行っています。​
ワイン・酒類に関する企業コンサルタント、コーディネートを中心とした料理・ワイン教室のセミナーなども開催しています。​
北海道美瑛町生まれ、札幌市在住で、地元北海道から企画、プロデュース業を行なっています。​
1999年に日本で当時最年少(23歳)でソムリエのライセンスを取得し、現在は利き酒師、シニアソムリエとして飲食店の現場サービスも行っています。​
2016年からは15年連続フランス生産量No.1シャンパンメーカー ニコラフィアット社のアジア人で唯一の公式ブランドアンバサダーとして、普及活動を務めています。​
2018年には北海道で初のシャンパーニュ騎士団オフィシエを叙任し、シャンパーニュの魅力を伝える活動も行っています。​

お仕事を始められたきっかけを教えてください。

レストランのオーナーシェフとの結婚を期に、飲食の世界に入りました。​
10代の頃にアルバイトで飲食業界の経験はあったものの、社会人としては現場経験がなかったもので、結婚当時は私自身がまだ20歳という若さもあり、10歳以上離れた年上のスタッフの方々とのコミュニケーションをとるのが大変でした。​
そこで、スタッフとの仕事での信頼関係を築くために自分自身のスキルアップが大切だと、ソムリエの勉強を始めました。​
当時はまだワインサービスは男性の世界という時代でしたので、私が日本人最年少でソムリエの資格を取得したのは珍しく受け止められました。​
資格を取得したことで、レストランではワインという新しいサービス提供ができ、お客様に気軽に楽しんでいただけるようになって、とても嬉しかったです。​
実はお店には何千万円という借金もあったので、毎日必死で働いていた大変さもありましたが、よい思い出もたくさんあります。​

お仕事をしていて心からよかったと感じることを教えてください。

​世界中のワインをサービスするという食の仕事を通して、普段の生活環境の中では出会うことのない世界中の人達と出会えることが自分自身の財産です。

お仕事をしていて大変だったことはありますか?

​ソムリエサービスはどうしても勤務時間が夜遅くにおよぶので、子どもが小さい頃は寝ている時間に夜間保育園に迎えに行かなくてはならず、子どもを一度起こして自宅に連れ帰るのが大変というか、子どもがかわいそうだなと思いながら過ごしていたことでしょうか。
18年前に離婚後、子どもに悲しい思いや寂しい思いはさせないと母親や兄弟に助けてもらいながら、仕事と子育てを両立する工夫をしてきました。
家族はよいものですね。
子どもに対しては優しい母であり、心はたくましい父で、常に笑顔を心がけてきました。
そんな我が子も今年の4月から社会人として旅立ち、今思えばあっという間の子育て時間でした。

副業を軌道に乗せる方法を教えてください。

​WORLD MEAL株式会社を経営しております。
販売業も行っており、現在は北海道の乙部町で江戸時代から続いている水源のGaivotaガイヴォータ(シリカ水)をインターネットで販売しています。
まだ誰も始めていない事業と、自分自身がその商品が本物であるかどうか見極める力、そしてその商品価値を信じることが大切だと思っています。

講師として心がけていることはありますか?

自分自身が勉強して経験を積んできたからこそ、生徒さんには専門用語を使わずに分かりやすくお伝えするよう心がけています。
同じ目線に立ち、楽しみながらどんどん興味を持っていただけるような伝え方を工夫しています。

おすすめレシピを教えてください!

一番効果的だと思う健康食品は、やはり日本人なのでお味噌です。
その中でも、なかなか時間がとれない方にもおすすめなのが「おから味噌」です。

●おから味噌レシピ(1Kg 塩分濃度約12%)
・生米麹: 500g
・生おから:250g
・塩 :125g (平釜塩がおすすめ)
・豆乳:100cc〜150cc(生麹と乾燥麹とで固さが異なるので調整してください)
1:大きめのボウルなどで麹をほぐす
2:麹に塩をまぶす
3:おからを入れて、もみながら混ぜる
4:固さをみながら豆乳を加え、もみ混ぜる
  (パカッときれいに割れればOK)
5:8個から10個に分けておから味噌ボールを作る
6:保存袋に空気が入らないように詰め込み、完成
※熟成期間中は空気が入らないように適宜ガス抜きをする
日の当たらない場所で保管し、カビが生えたら直ぐにその部分だけ取り除く

常温で保管ができ、3〜4か月で食せます。
※冷蔵庫に入れると発酵が弱まりますので注意してくださいね。

今後の目標を教えてください!

ワイン教室はお陰様で23年継続させていただいており、これからは発酵食品マイスターとしても知識と経験を広げていきたいと考えています。
活動内容

シニアソムリエール・ワイン教室・セミナー講師

勝山美幸ワインサロン、ワイン教室、料理教室を主催。
ワインサービス業務は23年継続している。
ワイン・酒類に関する企業のコンサルタント、ワイン教室のセミナーや講師活動、ワイン・シャンパンパーティーの企画・プロデュースも行う。

現在もレストランでシニアソムリエールとしてサービス勤務する傍ら、専門学校でのワイン講師、おから味噌インストラクターとして文化センターで講師も務める。
道内NHKにも出演するほか、和食や日本の旨味調味料のお味噌とワイン・シャンパンのペアリングセミナーなども開催している。

●勝山美幸ワイン教室 料理・おから糀味噌教室
https://coubic.com/miyuki-wine
●料理屋botan
https://hitosara.com/0006139761/?cid=gm_hp

プロフィール

勝山 美幸かつやま みゆき

1999年 日本最年少(当時)で社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ資格を取得
2002年 C.I.V.C日本シャンパーニュ委員会デュプロム取得 No.235
2005年 <さっぽろライラック祭り>内で7丁目に北海道のワインと食のイベント「ワインガーデン」を自らプロデュースし、立ち上げる
(当時は7丁目会場の3分の1のスペースからのスタートで、総合プロデュースは2005年〜2009年)
2011年 FBO唎酒師呼称資格認定
2012年 社団法人日本ソムリエ協会シニアソムリエ資格取得
2015年 シャンパーニュ騎士団ショバリエ叙任
(フランスのルイ14世時代から続く歴史的にも由緒正しき伝統ある騎士団)
2016年 フランスシャンパーニュ地方「ニコラフィアット社」公式アンバサダー任命 (世界初のニコラフィアットアンバサダー)
2017年 豆腐マイスター、おから味噌インストラクターライセンス取得
2018年 シャンパーニュ騎士団オフィシエ叙任
2019年 料理屋botanの専属シニアソムリエール

●Instagram→@miyukikatsuyama

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