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四本 嘉奈子さん【NOW SARA vol.94】宮崎県在住|美空間コーディネート協会代表

デザイン・デザイナー
  • 2021.06.28
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★美空間コーディネート協会代表の四本 嘉奈子さん

美空間コーディネート協会の代表として、デザインの受注やレッスン等を行っている四本 嘉奈子さん。
ギフトラッピングやディスプレイ、インテリアデザインを通して、多くの人々の何気ない日常に彩りを与え、笑顔になれる瞬間を届けています。
そんな四本 嘉奈子さんは、お仕事をされながらラッピングの技術を習得されたり、その他にもマーケティングやディスプレイについても学ばれたりと 興味があることに積極的に挑戦される姿がとても印象的でした。
過去に学んだことや経験されたことが、協会を設立された今に繋がっているのかもしれませんね。
お話を伺っていると「とりあえずやってみよう!」とポジティブな気持ちになれるような、そんなパワーで溢れた四本 嘉奈子さんに、今頑張っている女性としてインタビューを行いました。

仕事(活動)内容について教えてください。

美空間コーディネート協会の代表として、インテリアデザインやギフトラッピングの指導を通して、社会で活躍できる人材を育成しています。
大切な方への特別なギフトを生み出す喜びを、より多くの方に感じていただきたいという想いがあり、当協会が掲げる理念に基づいて、発信を行っています。

<美空間コーディネート協会の理念>
一、私たちは生活空間や贈り物に彩りを加わえ、笑顔溢れる瞬間(とき)を演出します
一、私たちは日々学び、専門性を高めるとともに、新しいことにチャレンジし続けていきます
一、私たちは一つ一つのご縁を大切にし“おもてなしの心”と“ありがとうの気持ち”を忘れません

商品パッケージの提案や彩りある空間作りのお手伝いをすることで、日常生活で癒しを感じていただける時間を提供し、最終的には地域社会の活性化に貢献したいと考えています。

簡単な生い立ちをお願いします。

宮崎県で生まれ育ちました。技術習得の為と新婚旅行以外は県外に出ることがなかったので、生粋の宮崎県人と言えるかもしれません(笑)
高校は、「植物に触れたい」という想いから農業学校へ進学しました。
当時は園芸療法というものに興味があり、農園芸を通して、福祉施設の利用者さんや高齢者の方々、障がいのある方々に与える影響について学びました。
園芸療法の知識を得る中で、「福祉を学びたい」という気持ちが芽生え、福祉系の専門学校に進学し、卒業後、障がい者施設に就職しました。
その施設では、農園芸を通した訓練活動に携わりました。
例えば、寄せ鉢等をつくり、販売をし、障がい者の方々の賃金にする、といったような就労支援です。
その中で、ラッピングに触れる機会があり、仕事をしながら本格的に学ぶようになったんですよね。
ラッピング以外にも、マーケティングやディスプレイについても学び、それを活かしたいという想いから、施設を退職しました。
退職後は、花屋さんに勤めたり、ラッピングの講習会の開催やハンドメイド活動などさまざまなキャリアを積みました。
2018年7月に個人事業主として開業し、2020年2月に美空間コーディネート協会を設立。
3児の母としても頑張っています。

このお仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?

ラッピングに興味を持ったのは、障がい者施設での訓練活動がきっかけでした。
先述した通り、寄せ鉢等をつくり、販売を月に一回行っていたのですが、そこでは
「障がい者の方々がつくってるから買ってあげるわ」
と商品に魅力を感じたからというよりも、同情で購入してくださる方がいらっしゃったんですよね。
上手に作ってても、安ければ届く、障がい者という名前を出せば届くということに違和感を感じていました。
そこで、ラッピングを可愛くすることで、商品をより魅力的にし、一つの単価を上げられないだろうかと考え、技術を学び始めました。
宮崎を飛び出したことがなかった私ですが、この時ばかりは東京まで学びに行きました(笑)
こういった経緯が一番最初のきっかけと言えるかもしれません。
その後、講師活動やハンドメイド活動等を行う中で、今までやってきたことを発展させたいと考えるようになっていきました。
また、「自分にしか作れないものを作りたい」「自分が作り出すものは、世の中に溢れているものと差別化できるのではないか」という気持ちも芽生えたんですよね。
そんなときに、開業をされている方々を見て、「私もやってみようかな」と興味を持ち、少しずつ少しずつ準備を進めていきました。
開業をしたことで、より信頼をしていただきやすくなったのか、ご依頼も増え、独立してよかったと思いますね。

最初の仕事(活動)の思い出は?

これまでは個人で活動を行っていましたが、「協会」という名前にすることで、今まで繋がることの出来なかった方々に出逢うことが出来ました。
一個人事業主として過去にやっていた事とは大きくは変わりませんが、協会にしたことで、活動の幅が広がったと感じています。
例えば、以前研修会を担当させていただいた企業様が、新たに別の企業様をご紹介いただくことも増えました。
協会にしたことで、紹介していただきやすくなったのかもしれません。

ある1日のスケジュール

主人と、小学校と幼稚園の通う子ども三人を送り出し、1o時に事務所に向かいます。
対面でのレッスンも行いますが、オンラインでの授業や研修会、打ち合わせなどをし、15時に仕事を終えて、自宅でゆっくり過ごします。

始めたばかりの頃の苦労話

個人で仕事を請け負っていた際も、協会を設立した当初も、自分よりも目上の方々にお会いする機会が多く、言葉遣いや失礼のない礼儀作法を行うことには苦労しました。
また、協会が大きくなるにつれ、会社の社長さんや代表の方など、経験や知識も豊富な方々と直接お会いする機会が増えました。
「私に足りないものはないですか。」「失礼はなかったでしょうか」「私も今協会立ち上げて間もないので、何かあったら言ってください」と言って助言をいただくことで乗り越えてきました。
常にビジネスマナーは学び続けなければならないと感じています。

最近ではオンラインレッスンも積極的に行っているのですが、対面の時とは違った気配りが必要だと感じています。
オンラインレッスンでは、受講内容によって異なりますが、出来る限り顔が見えるようにzoomやskypeを使っていただくのと、受講が終わった後には、私から頻繁に連絡をとるようにはしていますね。
オンラインレッスンだと、終わった後に「わからない」とか「これどうしたらいいんだろう」と思っても聞けない場合もあるんじゃないかなと思って。
過去に自分自身が生徒だった時の気持ちを思い出しながら、生徒様に接するようにしています。

この仕事(活動)をしていて嬉しかったこと

このお仕事を行う上で、「こんなもの見たことない」とお客様に喜んでいただきたいと思っています。
だからこそお客様に、「非日常的な気持ちになった」「癒される」とのお言葉を頂き、リピートをしてくださった時が一番達成感を感じます。
自分のやりたいことが伝わったのかなと嬉しく思いますね。
お客様が求めているものを把握する為に、とにかくヒアリングを繰り返します。
何歳の方なのか、普段はどんなお洋服を着られているのか等、嗜好が分かるようなことを伺った上で制作をしています。

この仕事(活動)をしていて大変なこと

大変なことは、デザインにはやはり流行りがあるので、自分の好きな物だけを追いかけていてはいけないし、だからといってただ流行を取り入れていれば良いという訳でもないんです。
常にアンテナを張ることを忘れないようにしていますね。
周りには宮崎県のアミュプラザとイオンしかないんですけど(笑)
季節が変わるときにふらっとウィンドウショッピングをして、「あっ今年はこんな色が流行るんだ」と流行りを把握しています。
因みに今は韓国の色がブームらしいんですよね。
だから、韓国ドラマとかも見たりしていますよ。

この仕事(活動)に対するこだわり

こだわっていることは、逆にあまりこだわらないことかなと思います。
「こうしなければいけない」
といったようなこだわりは、私の中では持たず、柔軟に対応するようにしています。

世間にこの仕事をアピールする方法はありますか

メディアに取り上げていただいたり、SNSでの発信を心がけています。
最近では動画作成も勉強中です。
SNSでどうしたら都会の人に届くんだろうなと常々考えています。
そして、パンフレットは常に持ち歩き、いつでも説明ができるようにしていますね。

いつもお仕事に持ち歩いているものを教えてください

パソコン、パンフレット、名刺、手帳を基本的には持っています。
また、最近では「配色見本本」というカラーの本も持ち歩いています。

プライベートとお仕事を両立するための方法はありますか

最近では、自宅と事務所を分けたことで、お仕事とプライベートを上手く線引き出来るようになったと思います。
今までは事務所を設けていなかったのですが、イベントを行うことになっても、必ずお部屋を借りるようにしていました。
自宅ではレッスンをしないようにということは、以前から意識していたかもしれません。
このお仕事は、スケジュールを自分で組むことが出来るので、臨機応変に対応できるように子供の予定を優先するようにしています。

この仕事(活動)を行いたい人が身につけておいた方がいいこと

私自身がやっていたことは、常に物事に対して、「何か出来ることがあるのでは」と模索すると同時に、「この仕事だったらこういう人が幸せになってくれるんじゃないか」とアンテナを張るようにしていました。
そうすることで、センスって磨かれると思うんですよね。
デザインの仕事を行う上で、やはりセンスは欠かせません。
デザインで高額のお金を頂こうと思えば、下積み時代というのは、大切になってくると感じています。
無償でやることも私もしていましたし、現場に行っても業務をさせてもらえなかったということもあるんですね。
「あー求められていることができなかった」と落ち込むことがあっても、そこで学べることもあるので、周囲の人の技術をよく観察し、メモをとった経験が今に活きていると思います。

今目指している人に伝えたいこと・応援メッセージ

今まで生きてきた人生の中で体験したことや、体感をしたことは、自分にしか伝えることが出来ないと思いますし、自分にしか出来ない価値あるものに繋がると思うのです。
私もこれまで様々なことを経験し、そのことを実感しています。
もしこれから起業をされたいと思われている場合は、他の人と比べて秀でているものや可能性を見つけ、自分にしかできないたったひとつのサービスを提供できるように頑張ってください。
活動内容

美空間コーディネート協会 代表 ~彩りある素敵な場所~

彩りあるインテリアの商品開発や空間演出のアドバイス、スペシャリストの育成。
SDGsも、目標をかかげて取り組んでいます。

プロフィール

四本 嘉奈子よつもと かなこ

人も気候も暖かい南国宮崎在住。
三児のママです。
協会の代表であり、デザイナー。
日常にアイデアのヒントが転がっているので、人と話したり、家族五人で色んな場所に出掛けるのが大好きです。
・Instagram : bikukan.association
・公式HP : https://bi-kukan-association.jp/

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