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NOW SARA vol.57

★日本とコソボを通じて女性の生き方について考える活動を行うYuriさんとNitaさん

YuriさんとNitaさんのお二人に、今頑張っている女性としてインタビューを行いました。
NOW SARAが始まって以来、初めてのお二人の方への同時インタビューです!

簡単な生い立ちをお願いします。

Yuri氏:滋賀県生まれ、兵庫県育ち。物流会社で輸入の流れを学び、貿易商社で海外調達を行う。週末は子供インターナショナルスクールで同僚のNitaと講師をしている。ドイツ語とグラフィックデザインを勉強中。

Nita氏: コソボ出身。神戸大学のPh.D.候補生(博士号のことを指す)として、アシスタント教諭を行う。平和構築を促進するために、様々な組織で働いている。現在、2年半程度、日本に住んでいる。英語教師としても活躍する。  
Yuri氏

この活動を始めたきっかけは何ですか?

Yuri氏:現在、活動をはじめたばかりでこれから形にしていきたいと思っています。興味が出たのは海外出張(主に、台湾や中国、ヨーロッパ等)に行く機会が増えたからだと思います。海外の取引先の方は女性の営業が多く、もちろん子育ても行っており、その中で旦那さんや家族のサポートがかなり大きかったことに刺激を受けました。
日本では、同じ業界で私のような海外出張を行っている女性はあまりおらず、年配の男性の方が多かったです。また、日本では子育てをサポートする男性の方がいると、かえって「いい旦那さんだね。」と珍しがられることが多いと感じました。
そこから徐々に日本での何気ない生活で男女の平等性などに疑問に思うことが増え、自分もこの問題に向き合いたいと思うようになりました。

Nita氏: コソボから日本に来て、まだ2年半ぐらいのため、周りに友人等もいない中、Yuriさんと出会いました。そして、日本の女性の生き方、コソボの女性の生き方について、二人で考えることが多くなり、これを機に何か活動しようと思ったのがきっかけです。
日本に来るまでは、日本における女性の権利とコソボにおける女性の権利が非常に似ているとは知りませんでした。コソボ出身の女性として、世界中の女性が活躍できる場を作る貢献がしたいと思っています。現在、記事を執筆したり、SNSで広めたりすることで、日本の女性とコソボの女性で共感できる場を作れるのではと考えています。
Nita氏

小さい頃からこの活動に興味がありましたか?

Yuri氏:小さい頃に祖母の家に遊びに行った時、「女の子だからお手伝いしないといけないよ。」、「女の子だからお爺ちゃんがお風呂に入り終わるまで、お風呂の順番を待っていないといけないよ。」と言われたことがあり、疑問に思うことがありました。

Nita氏: コソボの歴史の問題になるのですが、女性が常に下に見られているということが多いため、小さい頃から興味を持っていました。

活動内容について教えてください。

Yuri氏:今はまだ本格的に定まった活動はないですが、ジェンダーの平等性や「頑張る女性のサポート」(例えば、子育てをしているお母さんのサポート等)をテーマに週末にアメリカ人の先生とコワーキングスペースを借りて親子参加型のキッズ英会話のイベントを開いたり、日々思ったことや経験したことをブログに書いて発信したり、同僚のNitaとエッセイを書いたりしています。

Nita氏: 現在、Ph.D.の一年生で、リモートでコソボの女性の権利について、日々にブログやSNSで発信するといった取り組みをしています。また、海を渡ってはるばる日本にやってきたのは、自分自身を変えたいという想いから来ました。

最初の活動の思い出は?

初めて英会話イベントを行った時は、英語を習ったことがないお子さんがたくさん来てくれました。イベントの最後にお菓子を配ったのですが、その時に、「どうぞ。」、「ありがとう。」を英語で言って受け渡ししました。すると、その後、参加していただいた方から、子どもが何かを渡す時に英語で言うようになった、子どもが兄弟にも英語を教えたという嬉しい報告がありました。

ある1日のスケジュール

普段は、仕事をしているため、休日に活動することが多いです。例えば、英会話イベントの場合は下記のようなスケジュールになります。

9:00-イベントの準備(細かい準備は事前にしていることが多く、当日は簡単な準備のみ)
10:00-イベント開始
・歌を歌う
・クラフト系のイベント
・保護者の方とネイティブの先生との相談会、保護者を交えての英語での交流会
13:00-イベント終了
片づけを行って、食事をとる。

始めたばかりの頃の苦労話

フェミニズムに関することを記事にしても、なかなか見てもらえない時が多いので、これから認知度を上げていきたいと思っています。
ワークバランスがなかなか上手く保てない時は大変でした。

この活動をする際に気を付けていること

Yuri氏:女性を待遇して欲しいとか、男性が嫌いだからとかではなく、どのようなジェンダーでも平等に社会で扱われるような世の中になって欲しいと思います。その想いを正しく伝えるように気をつけています。

Nita氏:誰に対して発信するのかといったところを意識して、メッセージ性に気をつけています。スムーズで親しみやすい方法で活動を広めていくようにしています。

世間にこの活動をアピールする方法

Yuri氏:自分のInstagramやブログ、noteで普段の自分の仕事や、仕事で得た経験をシェアしています。(現在は同僚と書き上げたエッセイを掲載してくれるサイトや広告会社さんを探しています)

Nita氏:ソーシャルメディア(InstagramやFacebook)、ワークショップ、セミナー等を通じて、情報を発信しています。

いつも仕事に持ち歩いているもの

Yuri氏:本またはkindle、ハンドクリーム、香水、メガネ、アイディアノート、水筒(マイボトル)

Nita氏:本、ノートパソコン、水、ミントタブレット、お財布、香水、ノートなどたくさん。大学では日本の外交について学んでいるので、現在、日米関係の外交の本について読んでいます。

活動とプライベートの両立で工夫していること

Yuri氏:あまり活動とプライベートを分けて考えていないです。興味があることがそのまま活動となりプライベートとなっています。

Nita氏:特に分けて考えていません。普段から、本をたくさん読んで、セミナーや国際的な会議に参加しています。リーダーになった女性の方の本を読むことが多いです。

この活動で最近特に力を入れていること

Yuri氏:SDGsの活動(国連が掲げた世界の目標に関すること。環境問題、人権問題等様々)に注目しています。セミナーにも参加しています。環境問題を考えたことがきっかけで、今までペットボトル飲料を買っていたのですが、マイボトルを持つようにしました。

Nita氏:私は極力人に会って、情報を得るようにしています。コミットメントを大事にしています。

この活動以外で最近夢中なこと

Yuri氏:コロナ禍になる前、ドイツへ一人旅をしました。ゆくゆくは、コロナの状況を見てですが、世の中が落ち着いたらドイツに移住も視野に入れています。そのため、ドイツ語を毎朝勉強するようにしています。
あとは、週末にグラフィックデザインの学校に通っているので、イラストレーターなどを使うのも夢中です。世界中どこにいても自分で仕事ができる環境を作っていきたいです。

Nita氏:文化センターに行って、日本の文化をもっと学ぶようにしています。

今後の目標を教えてください。

Yuri氏:6年間従事してきた貿易と物流の経験を活かして、来年は独立を考えています。貿易の仕事をしながら、女性支援やジェンダー問題の活動を行いたいです。

Nita氏:Ph.D.(博士号)を取得することと、未来の若い女性にとって、自分が見本になるような女性になりたいです。学術と外交にもっと関わっていき、自分が身につけた知識を生かせる仕事にも就きたいです。また、どのようなジェンダーでも平等に暮らせるような活動をしていきたいです。

この活動を行いたい人が身につけておいた方がいいこと

Yuri氏:発信する力だと思います。Nitaさんと出会ったのも、私が何気なく思っていることを伝えたことがきっかけで共感してもらえて、二人でエッセイを書くことにまで進展しました。NOW SARAのインタビューも私がエッセイを書いていると先輩に話した際に教えてもらって、是非情報を発信したいと思い、チャレンジしました。

Nita氏:やりたいことがあったら絶対に自分を信じて行動するという行動力があった方がいいと思います。頑張ってください。

今目指している人に伝えたいこと・応援メッセージ

Yuri氏:やりたいこと、やっていることをどんどん周りに発信するといいと思います。身近な友達や同僚、家族の方に発信することでモチベーションも上がりますし、きっと応援してくれる人も出てくると思います。また、女性のあり方について考えている方、悩んでいる方がいらっしゃったら、是非、一緒に活動しましょう。多くの方と情報を共有したいと思っています。

Nita氏:主に女性の皆さんへ、自分の行動力を信じて、どんな困難があっても決してあきらめないで夢を追いかけてください!
活動内容

ジェンダーの平等性を広める活動をしています。

現在、活動を始めたばかりなので手探りの状態ですが、ヨーロッパ(主にコソボ)と日本のジェンダーに対する課題や、夢に向かって頑張る女性についてディスカッションし、アイディアを出してエッセイを書き上げています。不定期ですが、コワーキングスペースを借りて週末に子供英会話教室(週末の仕事とは別に)を開き、働きながら子育てをする方からキャリアと子育ての両立のお話を聞いたりもしています。今年はジェンダーについてのセミナーを開き、より本格的に活動を行う予定です!

プロフィール

Yuri & Nitaゆり & にーた

子供向けインターナショナルスクールで週末に英会話講師を務める。一緒に働くにつれて、お互いの国(日本とコソボ)での男女の平等性や、女性の働き方について考えるようになり、共同でエッセイを作成。今後はそれぞれ起業と博士号取得に力を入れつつ、ジェンダーの問題や頑張る女性についてのセミナーなどを行なっていく予定。
instagram @nuridesu__ (Yuri)
noteアカウント nuridesu53 (Yuri)
instagram @arbenita.sopaj (Nita)

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